スライディング・ヘディングシュート2 |
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「PERFECT BLUE」 アイドルとして過渡期を迎えた女の子と ストーキングする犯罪者のホラー映画。 清純アイドルだったのですが 女優を目指し、濡れ場なども演じるようになり それに耐えられなかったファンがストーカーに。 公開された時点でストーカー犯罪を扱った脚本は 食傷気味な時期でした。批評家の方々も この映画を心配する声が多かったのですが キャラ原案を担当したのが漫画家の江口寿史氏で、 原稿落としの天才と呼ばれた人が これは珍しいと思い;思わず見てみました。 確かに「ありがちな話」でしたけど 大事なのはストーカー犯罪を扱ったという点ではなく、 いかにそれを面白く仕上げるか、なのかなーと思えました。 今敏さんらしい幻想や妄想の世界観も沢山出てきて、 下手すると訳が分からない展開で話が進むのですが、 ラストは分かりやすくなってて安堵。 主人公のアイドルが歌っていた 恋がドキドキするけど~♪ 愛がラビュラビュするなら~♪という歌詞が ・・・すげえ怖かった;(犯人のお気に入り) 実はR-15指定映画。 「千年女優」 生涯をかけて初恋の人を追いかける話。 ロマンチックな話なんですけど 好きな人を追う・・・とはいえ、 主人公も途中で諦めてしまいます。 顔も忘れてしまいます。 でも時が流れて老人になって、死が迫った時に 心に在るのは、やっぱり「あの人」という。 浮世的な設定ながら、起きる出来事は ずーっと悲惨というか、現実的。 恋に恋してるような主人公の精神だけが 映画の中で華やかに咲いてる感じ。 これを見てファンになりました。 なぜかyoutubeで試聴可能。 「東京God Fathers」 浮浪者3人組が捨てられていた赤ん坊を拾い、 母親を探しながら育てていく話。 チャップリンのKIDが設定的に似てますけど 3人というのがポイントになっていて、 漫才みたいなノリで面白おかしく話が進みます。 作品中には何度も何度も 奇跡みたいな事が起こるのですが、 その全ての奇跡は優しさや 思いやりから発生しているのが良くて、 笑いながらも「ええ話やないか~」という感じで 気持ちよく見れる秀作だと思うのでした。 アカデミー賞の、アニメ部門ノミネート作品。 トロフィーは「ニモ」が持っていきました。 「妄想代理人」 たしか・・・wowowで放送されたTVアニメ。 こういう形で今敏作品を見るのは初でしたが、 一般的な毎週アニメとは違っていて、 途中で全然メイン話と関係のない話があったり かなり早い時点で重要キャラが凄い事になったりと 正座しながらバク転してるような アクロバチックなアニメでした。 ラストに近ずくとメチャクチャな展開だし、 犯人は誰?とか、あの人はどうなる?とか そういう事は・・・特に気にならず; 作ってるほうも、狙ってそうしてる感じで。 ナルシストで人気者の小学生と 元イジメられっ子の肥満小学生や、 咳をするたびに憶えた英単語を 吐き出してしまう可哀想な受験生とか、 自分が悪いのに他人のせいにして、 迷惑かけまくるクセに憎悪を募らせる男など、 メイン話とは、あんまり関係ない30分が とても良く出来ていた。連続アニメだけど オムニバスっぽい感じですね。 2008年1月現在、 これもyoutubeで試聴可能。 ・・・海外で人気があるのかな? 「パプリカ」 原作は筒井康隆氏。 いつか見ようと思いつつ2年も放置; 最近になって、ようやく見ました。 自分が見ている夢の中に他人を招待して、 同じ夢を見る事が出来る~という設定。 ちなみにPCで閲覧可能になっていて、 変な状況になれば覚醒ボタンで目覚める。 トラウマ克服の為にセラピストを夢に招待し、 精神治療の一環として注目されている、らしい。 ん~~~しかしこれは・・・ 笑いとシリアスの絡み方が、 あんまり上手じゃない気がしました。 笑えるシーンは凄く楽しいのですが、 怖い部分が長いせいなのか、怖すぎるのか 見ていて引きずってしまう; 上手いことスコーン、スコーンと 頭の中で抜けない影響でしょうか。 集中力が途中で切れてしまいました。 犯人探しがメインになってますけど セラピー的なオムニバスにしても 面白い話になりそうだなと思いました。 映画の中で~、好きな台詞をひとつ。 「人は見かけじゃないわ。 でも限度ってあるでしょ?」 ↑ウケました。 これは番外編。 円谷プロを買収したTYOの社長が、 「これからはCGの格好いいウルトラマンを」 とか言いいながらテレビに出てるのを見て、 なんだこのオッサン・・・と思った。 会議室にテレビを入れ込んで 買収された円谷プロの元社員達に 「覚悟は出来ているかね」と 話しかけるTYO社長を見ながら 「ときどき居るんだよなあ・・・ 目立ちたがる社長」などと思い、 子供の頃に特撮を見て育った私は 更に印象を悪く感じました。 ただ、TYOの手がけた作品の代表作に 大ヒットを記録した「アップルシード」があって、 つまらなかったら大笑いしてやろうと思いつつ、 見る事にしました。 原作がしっかりしてるせいなのか ストーリーも引き込む力があったし、 分かりずらい話も少なく。 想像してたよりも断然、面白かった。 アングル的な面でも細かく研究していて メカニックも細部まで描かれており、 躍動感のある映像を作ったと思います。 「CG=格好いい」という考え方は もはやダサいと感じる自分なのですが、 怪獣やウルトラマンの光線ビームや 変身するシーンなどで効果的に使えれば 子供が食い付く映像を作るかもしれないと、 悪印象が期待に変わったのでした。 不安は未だにありますけど。
by frat358
| 2008-01-10 22:00
| DVDエラー大嫌い
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