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スライディング・ヘディングシュート2


3000坪の冒険と、時々音楽すごく映画。たまにサッカー
by frat358
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ミゼット・レスラー

かつて全日本女子プロレスでは
前座として、ミゼットプロレスという
低身長症レスラーのプロレスが存在しました。
8人ほど所属選手が居て、
コミカルな動きと見事な受け身で
観客を沸かせていた時期があります。

メキシコなどでは尊敬の対象にもなる
スピーディーなプロレスなのですが、
日本では「障害者を見世物にするな」と
人権団体から苦情が出始めて
テレビ放送が自粛されるようになり
ミゼットプロレスも衰退していきました。

現在は全日本女子プロレス自体が存在しませんが
引退後も施設の管理人として職を与えるなど、
バックアップも存在していた事は
あまり知られていません。


実はわたし個人もミゼットプロレスは
肯定派じゃありませんでした。
プロレスは非常に危険なので、
彼らに可能な仕事なのか?と
色眼鏡で見ていた事があります。
ただ、この業界を代表する存在であり
知名度も高かったリトル・フランキー選手が言った
有名な言葉があり、
それを聞いて考えが変わりました。


笑われてません。笑わせてるんです。


仕事へのプライドを感じたし、
生きてきた道も、少し見えた気がした。
それ以来、彼らのレスリングを
痛々しい気持ちで見る事は
それこそが失礼なのだと思っています。
可愛さと素早さが、
彼らのリング上での個性なのだと。

ミゼット・レスラー_c0027929_19141170.jpg

現在、世界トップの団体で
活躍中のホーンスワグル。
彼も低身長症です。

主にマスコットのような存在で、
時々リングに現れては
悪戯っぽいアシストをして相棒を助けています。
彼もレスリングの経験はあるようで
前回の特番では5メートルくらいの高さから
投げ技を喰らっていました。
可哀想と思うか、根性と技術を褒めるか。
その点は意見が分かれるかもしれないけど。

ただ、彼らも他の選手と同じように
自分の意思でリングに立っている事、
仕事に誇りを持っている事を
忘れないでいたいです。
by frat358 | 2007-05-03 19:14 | プロレスラー列伝
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