ママキンと連絡絶やすなよ

最近エアロスミスを２枚、買いました。
パーマネントヴァケイションは
初めて買ったエアロスミスのアルバム。
当時はカセットテープのを買った。
CDが１枚３０００円の時代でね、
ひばりヶ丘駅前のレコード店で買った。
カセットテープだったので
擦りきれて聴けなくなった。
パンプはドラムの練習してたら
スティックで少し割ってしまい、
再生してみたらjanie's got a gunが
ジェニ！ジェニ！ジェニ！って
DJプレイみたいになってしまい
聴けなくなった。何十年も前の話。

なんでダウンロードではなく
CDを買ったかって？それは、、、
物質で買わないとミュージシャンは
生活できないのを知ってるから、です。
この前スマパンの記念アルバムが
限定版は直筆サイン入りになっていて
すぐに売りきれてたけど、、、
ここまでしないと高価な豪華版は
売れない時代なんだなと感じました。

で、私が買ったエアロスミスなんだが。
すごく違和感あったんですよ。
なにがって？いや、帯(おび)が。

エアロスミス
パーマネントヴァケイション

なにこの、シンプル帯。

エアロスミス
パーマネントヴァケイション

知ってるっつーの。他に何も書いてない。
↓昔はこういうの書いてあったじゃん

ワルに憧れるヤツは付いてきな！
通算１０作目、エアロスミス待望の新作！！

↑こういうの書いてあったのに。
なんやこれ。なんも書いてない。
パチモン買ったんかな？
Geffenレコードになってるが。。
あ！裏面に説明あった。安心した。
やっぱこういうのないとなー
本人でもないのに
自信満々に説明してくる謎の帯。
これ大事。

９０年代に７０年代のアルバムを買うと
質素な帯を見ることはありました。
レッドツェッペリンとか
ディープ・パープルを買うと、帯に
ロック・ベストプライスとか書かれてて
すんげーパチモンくさい外観で
１７００円とかだったよね。
みんなだいじょぶ？付いてこれてる？;
歳とると昔のことばっかり思い出すよなー
イヤになるぜハッ、ハッ。

パンプも。
パーマネントヴァケイションも。
確かに売れたけど、
全米ナンバーワンとかでは、ない。
そこがまた良かった。

私がエアロスミスを知ったのは
ベストヒットUSAだけど、
シングルカットしたANGELが
ラジオ&レコードのチャートで
５位だったか8位になってました。
１位にならないまま下がっていった。

どんな業界でも売れ過ぎてしまうと
売れた本人が多忙すぎて病んだり
燃え尽きたり、二次産業が寄ってきて
関連商品が多すぎるほど展開されて
中心に居る本人は一切やすめなくて
飽きられるまで大量生産される。
そういうのは80～90年代には
結構あったので。エアロスミスは
そういうのを、うまいこと避けてた。

ボーカルのスティーブンが
ノドを怪我して日本ツアーも中止で、
福岡公演いけなくて落ち込みました、が。
もう歌うのはムリとの判断から
引退宣言まで発令されて発狂しましたが！
歌えないハズが治ってきて復活！
さあ！エアロスミス！日本へ！
再び飛翔せよ！飛べ！エアロスミス！
そう思いながらインスタ追ってたが

　　　　　　　　　「もうやりたくない」

・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

スタジオワークしたり、
イベントで歌ったりとかは今後も続けそうですが。
ツアーは負担がーとかじゃなくて

単純に、もういい、と;
やりたくないと。そうか。。。

すまない、もうさすがにね。。
ジョー・ペリー、痩せたなあ。
７５歳には全く見えないけどさ。
スティーブンは爬虫類系なせいか
あんまり年齢を感じない。

７７歳に、もうやりたくない言われたら
なにも言い返せない。
「もうやりたくない」という言葉が
こんなにも、心にザックリ
刺さったことはなかった。反論の余地がない。
やり過ぎたくらいだ。
むしろここまでよくやった。

もうやりたくないなら
やってた頃をたくさん聴こうと思い
２枚を買ったのでした。

１曲目のヤングラストを

アルバム最後を飾るザ・ムービーを

エンジェルを！

マジック・タッチを！

感情ぶっぱなして再び聴きます。