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スライディング・ヘディングシュート2


3000坪の冒険と、時々音楽すごく映画。たまにサッカー
by frat358
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We can



We can_c0027929_23261326.jpg


ロックの殿堂入りを決める投票は予定通りに進みました。
ファンが決める投票1位は、ぶっちぎりでボン・ジョヴィ。
でも殿堂入りを決める最終投票は選考委員の投票で行われるので、
ファン投票で1位になっても、与えられる権利は1票に過ぎません。
でもこれは・・・あまりにも重い1票でした。

正直に言って、ファン投票で「最も殿堂入りにふさわしい」と評価された時点で
もはやロックの殿堂入りを決める必要は無いのでは?とさえ思いました。
噂に聞くボンジョヴィ嫌いの選考委員達が暗躍して、殿堂入りを拒んだとしても
音楽を愛するファンが1位に選んだ時点で勝利したと感じたし、
殿堂入りという場所が、この1票を無視するような組織であれば
もはや見る価値ないよねーって思いながら、
殿堂入りするミュージシャンの発表を待っていました。結果は・・・



We can_c0027929_23201513.jpg


ボン・ジョヴィの殿堂入りが決まりました。
久々に脱退したリッチー・サンボラも参加が決定し、この調子なら
バイク屋を経営していると風の噂で聞こえてくるアレック・ジョン・サッチも
この日だけは参加してくれるかもしれません。私が彼らをライブで見てた頃は
常にアレックとリッチーが居たので、この2人が居ないボン・ジョヴィというのは
本当に不思議な光景というか。子供の頃に見た彼らの姿が戻ってきます。

彼らの曲でBecause we canというのがありますけど、
殿堂入りのファン投票が始まった時からウォークマンに入れて
何度も聴いてました。必ず出来る。きっと出来ると歌い続ける
ボンジョヴィらしい曲です。その思いには確たる根拠なんてないし、
笑われてしまうようなポジティブメッセージですけど、でも・・・
信じよう、信じて欲しいっていう気持ちだけが伝わってくる曲で。
嫌な思いを生活の中で経験して、一周してからこの曲を聴くと感動したんです。
皮肉めいた事を語りながら、うつむいて、閉じて、諦めて生きるよりも
彼らのバカみたいなポジティブソングのほうがカッコいいと思えるようになった。
生きる人の為の歌だと思いました。

彼らはプロで、嫌いだと思ってくる相手にも
歌い続ける責任というか、宿命があります。彼らは嫌悪とも向き合い続けて、
長い時間を経て欲しかったものを手に入れた。
プロは、こう在るべきだという姿を見せてくれて嬉しいです。



We can_c0027929_23200541.jpg



授賞式は来年ですよね?式典のほうも日本から追いかけますので。










by frat358 | 2017-12-30 23:29 | | Comments(0)
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