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スライディング・ヘディングシュート2


3000坪の冒険と、時々音楽すごく映画。たまにサッカー
by frat358
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アッレグリ劇場



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いよいよチャンピオンズリーグ、トーナメント戦。
相手はポルトガルの、ポルトです。
しばらくポルトとは戦ってないですが、相性的には悪くない。
2位通過してバイエルンと戦うよりは、よっぽどマシです。
ちなみにユベントスを苦しめたセビージャも試合を行い、
今季は元気の無いレスター相手に勝利しています。
バルセロナもパリサンジェルマンに粉砕されたしな・・・
意外と決勝がユベントスvsセビージャになったりして・・・
セビージャは強いです。俺は見たんだ。
眠い目をこすりながらセビージャの強さを見た。
あいつらヤバい。本当に強い。
何かの間違いでレスターに負けて欲しい。レスター頑張れ。



アッレグリ劇場_c0027929_19363468.jpg


まあ、それはいいとして。そう・・・バルセロナが
いいとこ無しで負けたんですよ。パリに。
なんかパリは前線の選手が物凄いプレッシングを仕掛けて
ネイマール、メッシ、スアレスを完封したそうです。
今季のバルセロナは以前ほどパスサッカーに固執せず、
前線の3トップが強いんだから早めにパスしちゃって
あとはGOGO,3人で何とかしちゃってください的なサッカーも
披露してたそうで。しかしこれだと3人を封じられたら
何も出来ないサッカーになってしまいます。
まさにそれをパリサンジェルマンが実現しました。
4-0・・・まだリターンマッチは残ってますけど
ほぼバルセロナの敗北は決定。絶望的だと思います。


アッレグリ劇場_c0027929_19362978.jpg


そしてユベントスなんですが、
ここにきて軽く内紛が起きてまして・・・
主力選手と言うか、代えの効かない重要な選手達が
アッレグリの采配に反発しているらしく、
なかでもボヌッチは試合中にアッレグリと口論になって
罰金を科されてしまいました。ボヌッチはマンチェスター・シティや
コンテが率いて無敵軍団と化したチェルシーなどが
本気で狙っている選手だけに、アッレグリとの確執は気になります。
うちは、本当に本当にカリスマ性の無い監督で困ったもんだ・・・
采配がピシャリと決まる時もあるんだけどね、嫌われ者だね・・・


アッレグリ劇場_c0027929_19364184.jpg

分かりずらい画像で申し訳ないですが
4-2-3-1のフォーメーションで、
背番号17番、マンジュキッチが左サイドに入ってます。
まあ・・・守備も出来る選手なので分からなくもないですが、
9番はイグアインなので、21番がディバラ。
フォワード3人が揃い踏みのフォーメーションでした。
中盤底にはケディラとピアニッチが入って
マルキジオがベンチスタートに。
守備はアッレグリと揉めたボヌッチは帯同こそしたものの
バルザーリがスタメンに入ってキエッリーニとのコンビ。

最近のユベントスは見てなかったんですけど
攻撃的な戦術にシフトチェンジしているらしく、
この日もアッレグリ監督の中でマイブームの
フォワードを次々と投入するポゼッションサッカーで
挑んだようです。


アッレグリ劇場_c0027929_19362417.jpg



実際、試合のほうも引いて守るポルトを
完全にコントロールしていました。
ユベントスはセリエAで、引いて守ってカウンターというチームと
年間で何度も何度も戦います。それゆえなのか、個性として
カウンターを狙うチームをコントロールするのが得意です。
このパスを通したら危ないとか、この流れにしてはいけないとか、
選手全体が試合に訪れる危機を察知しながら動きます。

そんな試合巧者の個性を継承しつつ、ボールキープを続けながら
相手を崩すサッカーにチャレンジ中らしい。
前シーズンは2点も奪いながら、ガッチガチに引きまくって
バイエルンにボロ負けしましたけど、今季は一味違うようです。


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サイドでは厳しいプレスを意識してたポルトですけど
前半の早い時点で退場者を出してしまいます。
これは転んだリヒトシュタイナーが上手かったというか・・・
間違いなく危険なファウルでしたけど、誘ったんだよね?
サッカーは、相手の足を蹴ってはいけません。
でもボールを持っている選手は、あえて自分の足を晒しだす事で
ファウルを誘うプレーをする事があります。
リヒトシュタイナーがショートパスを受けて
スペースに走っていこうとしたので、それを阻もうとポルトの選手が
スライディングしたのですが・・・
リヒトシュタイナーはスライディングしてきた足に向かって、
自分の足を前に出してました。倒れた後は派手に痛がります。
こういう駆け引きは普通にサッカーで存在するので、
焦ってスライディングを選択した時点でアウトというか。
イエローを1枚もらっているにも関わらず、
ギャンブルに近いスライディングを敢行したのが失敗でした。
これによって更にユベントスのボール支配率が上がります。

それでも守り続けるポルトは、さすがでしたが・・・
というか人数が減って守る以外に無かったんですけどね。
前半を0-0で折り返して、後半の半ばになっても互いに無得点。
ここでアッレグリが途中交代で投入した選手は・・・誰?見た事ない。
新加入の21歳クロアチア人、ピアツァ。てゆうか、またフォワード!?
これでフィールドにはフォワードが4人という光景に。


アッレグリ劇場_c0027929_19362026.jpg


ピアツァはボールをサイドへ展開するとエリア内に走りこみ、
再びサイドへ展開しようとディバラが出したパスは
ポルトの選手に当たって、ボールは走りこんだピアツァの足元に。
遂にゴールが決まったのでした。ピアツァはユベントスで初ゴール。

その後も途中交代で入ってきたダニエウ・アウベスがゴール。
アッレグリが後半に投入した2選手がゴールを決めるという、
まさに「アッレグリ劇場」と化したのでした。
よっぽど気分が良かったのか、ツイッターにも
「チームは成長している!」と熱いコメントを書いてた。


私を信じれば勝てる!!というメッセージを
これでもかと結果で見せたアッレグリ監督。
ユベントスがヨーロッパ王者に成る為には
アッレグリ監督の成長も必要だと思ってます。
どこか頼りないアッレグリが自信をもって披露を続ける
4-2-3-1支配型・・・ん~・・・どうでしょうか;
でもアッレグリには「私を信じて付いてこい!」と
言って欲しい(絶対そういうこと言わない性格だけど)


アッレグリ劇場_c0027929_19364364.jpg


そういえばトップ下で迷子になってたピアニッチも
この試合では元気でした。あとはボヌッチの心が
ユベントスに、まだ在る事を祈ります。







この動画はスカパーが提供しているダイジェストで、期間限定なので
見たい方は、お早めにどぞ。




by frat358 | 2017-02-23 19:41 | | Comments(0)
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