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スライディング・ヘディングシュート2


3000坪の冒険と、時々音楽すごく映画。たまにサッカー
by frat358
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気にすんな。

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「ゼロ・グラビティ」

カットを多用しないという技法で
恐ろしいほどリアルな映画を作ったなあ、と。
特に序盤は何処でカット入れたんだか
探さないと気ずけないくらい。
詳しく舞台裏を知りませんけど
こういう新しい挑戦をして、観客を驚かせて、
新しい体験をしてもらうっていうのは
映画という文化の原点だと思うのです。
母が映画を初めて見たとき、画面の中に
もうひとつ世界があるのか、もしくは
劇場の裏で誰かが演じてるのかな?とか
そんな風に思ったそうです。
音声が初めて映画で取り入れられた時も、
初めてカラー映画になった時も、
きっと観客は驚いたり感動したと思うんです。
21世紀になっても、映画という芸術に
新しい挑戦を盛り込んでいく姿勢の映画監督って
映画の原点を更新していく存在だと思います。
なのでこういう作品が出てきたら
絶対に褒めたいという気持ちもあります。
同じ軌道に衛星が存在する訳ないし、
宇宙ステーションが宇宙遊泳で辿り着けるほど
近くにない事など、フィクション設定の上に
物語が存在してるんですけど、
それは凄く表面的なツッコミでしかない、と
見終わった後に思いました。
どれだけ宇宙が、世界が、残酷でも
生き抜いてみせるというメッセージが
ゼロ・グラビティの本当の根っこだと思います。
そしてこの精神こそが
人間を宇宙へ向かわせてると思うし。
なのでNASAは、そんなに怒らなくてよろしい;
これから宇宙旅行の時代になって
稼ぎ時なのに、こんなもん作りやがってと
怒ったのかもしれないが。気にすんな。

気にすんな。_c0027929_00280059.jpg

ハマり役だとは思うけど
別にサンドラ・ブロックじゃなくても成立するし
ジョージ・クルーニーじゃなくても問題ない。
さすがにジョン・トラボルタって訳にはいかないけど;
お2人さん素晴らしい映画に出演できておめでとう。
はあ~・・・こういう、1人で難局を
打開しようとする作品に弱いんだな~私は。
感情が、簡単に釣られてしまう(笑)
宇宙は世界一美しくて世界一恐ろしい場所だな;
行った事ないけど多分そうだ・・・
宇宙では絶対に、地球に背をむけてはいけない。
振り向いてはいけないっていう話を聞いた事がある。
光が一切無い本物の真っ暗闇なので、それを見ると
精神的に参ってしまう人も居るそうな。
無重力だし吸い込まれるような感覚になるのかな。
まあ、キレイな場所って大抵、同じくらいに
恐ろしい場所だったりしますよね。
海、山、森、川・・・全部そうだな。
田んぼもね、カカシが立ってると
あまりにもリアルなので夜は驚きますし;
ここらの人は手先が器用だから
リアルなカカシ作るんですよマジで・・・
このまえ小学生が間違えて
カカシに挨拶しちゃって笑ってたもん。
それが昼だぜ?これが夜だと
どれくらい人間に見えると思う?(笑)
いかん話が脱線していく。
とにかく素晴らしい映画だと思います。はい。



by frat358 | 2014-10-01 00:31 | DVDエラー大嫌い
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