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スライディング・ヘディングシュート2


3000坪の冒険と、時々音楽すごく映画。たまにサッカー
by frat358
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三十三観音めぐり

私の住む街には三十三ヶ所に観音様が居ます。
全てを歩いて回るなら2ヶ月かかるとも言われ、
車でも1日では見切れないほどの数です。
母は時間をかけて三十三ヶ所まわるぞーと
コツコツ、観音様めぐりに行ってるのですが、
ウォーキング企画で三十三観音も3つか4つほど
回るというイベントを見つけたので、
ワクワクで出かけていきました。
しかし実際に行ってみると
「12時45分までには必ず戻れ」とか
出発前、きつーく企画者に言われたり、
参加者も観音様なんか見ずに
トットコ、トットコ、進んでしまうらしく、
それぞれの寺が御茶や茶菓子を用意して
迎えてくれているのに
皆がサッサと進んでしまう光景に唖然。
終盤、12時45分には
まだ時間あるからと、寺で御茶だけ
いただこうと飲んでいたら、
ドーン!ドーン!と花火があがり、
ウォーキング終了が合図されました。
時計を見ると、まだ12時にもなっていない。
それでも戻れと花火が上がったのだから
迷惑かける訳にはいかないと
お茶を飲むのをやめてゴール地点へ行ったら、
参加者全員から「わー」と拍手を貰う始末。
いったいこりゃあ、なんだと混乱する母でしたが、
「最後のゴール走者なので♪」とか言われてしまった。

よくよく考えてみれば・・・
母以外はウォーキングしたくて来てる訳です。
故郷に戻って2~3年の母には
三十三観音は珍しくても、
昔からここに住んでいる年寄り達には
三十三観音なんて全く珍しくもない。
要は、ウォーキング主体の集まりだったんです。
参加者に体調不良や怪我人が出た場合は
主催者の責任になるので、
12時45分までに参加者の安否を
企画者は確認したかった訳です。
だから12時45分に戻れというルールを
つよく、つよく、言われた訳ですね。
母は散歩しながら観音様を回れると思ってたのに
ぜんぜん違う集まりだったので不機嫌爆発。
家に帰ってからもムカムカが収まらず、
向かいの家に住んでるオバちゃんに
こんな事がおきたぜーっと
怒りながら報告する始末でした。

そして、その日の夜。
あまりにも母の怒りが凄まじかったせいか
向かいに住んでる家族が
三十三観音のうち、見て回れる範囲は
ドライブで見に行こうよと誘ってくれた;
せっかくだから息子さんもおいでと。
でもそうなると師匠の晩飯が
用意できなるので困ったなあ。
おお、そうだ。師匠も一緒に行けばいい。
ということで、家族総出で
三十三観音めぐりドライブに出かけたのでした。
さすがに全部は見て回れません。
ある程度まわって終わりだろうと
タカを括ってました。が。
なんと向かいの家の夫婦は母の為に
14ヶ所も回ってくれたんですorz

ひとつひとつの寺と観音様を
丁寧に、丁寧にブログで書こうと
必死に写真を撮ったのですが、
それが仇になってどれがどれだか
分からなくなってしまいましたorz
しかしそれでもなんとか
思い出せる観音様は居るので、
幾つかUPしたいと思います・・・
間違ったらホントごめんなさい。
一応、確認しながら書きますが
それでも間違える可能性が・・・

三十三観音めぐり_c0027929_23164755.jpg

三十三番目の札所、観音様となっている赤池観音は
車の駐車スペースも、そこそこあって。
それほど行くのに難所という感じではなかったです。
(最初はね、そう思ったんだよね・・・)

三十三観音めぐり_c0027929_23192664.jpg

全ての札所に、こういった説明文が書かれていて、
いつ作られたのか~とか、作られた由来とか、
大まかに知ることが出来ます。

三十三観音めぐり_c0027929_23203723.jpg

現れたのが、この階段。
これが印象深くて赤池観音は
よーく憶えてたんだな俺は・・・。
足を怪我してる人間が登る距離じゃないですよね。
えっちら、おっちら階段を登っていくと、
左に赤池観音様。右に進むとゲンベエさんという
人気者の神様が居ます。
三十三観音めぐり_c0027929_23222149.jpg

げんべえさんは学問の神様らしくて
受験などを控えた学生が御願いをしにきます。
里芋と焼酎を供えて御願いすると
よく願いを聞いてくれるそうで、
げんべえさんの周囲は里芋と焼酎だらけでした。
見に来る人が多かった。
落ち着かなくて、これ以上は撮影できず。
三十三観音めぐり_c0027929_2347831.jpg

この中に赤池観音が在ります。
檜の一本作りらしい。
全ての札所に休憩所が在るんですけど、
周囲に住んでる方々が漬物や茶菓子、お茶などを
見に来た人たちに振る舞ってくれます。
とっても嬉しいしとっても美味しいのですが、
三十三ヶ所を回った場合は
三十三回、お茶を飲むことになります;
「どうぞ、お茶だけでも飲んでいってください」
とか言われれば「ありがとうございますー」と、
思わず行ってしまう訳ですが、
それを三十三回もやった日にゃあ
お腹たっぽんたっぽん間違いなしです;
私は車で14ヶ所まわりましたので
14回、茶を飲みました。
何処も親切で美味しくて、思わず足を
止めてしまう訳ですが、だんだん具合が
悪くなってくるほどの量になっていきます;

三十三観音めぐり_c0027929_2330824.jpg

七番札所、石室観音の横には
石水寺という寺が在りまして、
この画像は、その寺に在る石の門です。
ここの観音様も見事なのですが、
石水寺の中にも立派な仏様が在って、
思わず見とれてしまい。母とはぐれた私;

三十三観音めぐり_c0027929_23385173.jpg

5番札所、鵜口観音の周囲は
車を止められるスペースも、ほとんどありません。
少し山道を登った辺りに在って、
周囲を見渡すと球磨川が見えます。
うお、危なくないかこれ!と思うような
小さくて急な階段を登っていくと、
優しいおばあちゃんが迎えてくれる休憩所と
ひっそりとたたずむ鵜口観音が在ります。
三十三観音めぐり_c0027929_23411221.jpg

師匠、この場所が気に入ったのか、
ぐったりしてたのに元気になって
休憩所の食べ物を物色。
あなたが食べれるものはありません;

三十三観音めぐり_c0027929_2354762.jpg

九番札所の村山観音周辺は、お地蔵さんがいっぱい。
立派な石の階段を登ると、かなり大きめの
千手観音像があります。ちょっと圧倒されちゃった。
三十三観音めぐり_c0027929_23561393.jpg

観音像も凄いんですけど、この周囲は
絵になる風景が多かったなあ。
三十三観音めぐり_c0027929_23571183.jpg

何度か書いた事があると思いますが、
師匠は、こういう・・・霊的な場所に来ると
急に一点を見つめて動かなくなる事があります。
とうとう、この村山観音で動かなくなりました。
じーっと、お地蔵さんを見つめてます。
こういう時の師匠は何を言っても聞かないので
彼の気が済むまで待つしかありません。
暇なので撮影してみました。
こんな感じで、お地蔵さまや観音様を見つめて
まったく動かなくなってしまいます。
三十三観音めぐり_c0027929_23594922.jpg

これねえ・・・何処だか忘れたけど
ドライブが始まって最初の頃に登ったんだよね・・・
足の傷が開きそうになって、ズキズキしてきて
やべえー失敗した・・・来ないほうが
良かったかもしれない・・と、一瞬思ってしまうほどの
長い、長い階段に思えた。発狂階段と名付けよう。

もっと写真あるんですけど
もう、何がなんだか分からない(笑)
このあたりで終了させていただきます;
by frat358 | 2011-09-25 23:03 | 熊本ハーフ
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