スライディング・ヘディングシュート2


3000坪の冒険と、時々音楽すごく映画。たまにサッカー
by frat358
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリ
以前の記事

Blood on Blood (2018ロックの殿堂)



c0027929_15224776.jpg


殿堂入りが決まってから、式典までの時間が
とっても長かったですね;毎年こんなに長かったっけ?
私的には、日にちが頭から消えちゃうくらい待ったけど
遂にボン・ジョヴィの式典を見る事が出来ました。

当初は「そろそろ殿堂入りしても良い頃だと思ってた」
なんていうコメントを出してましたけど、絶対にこれは
本心では無いというか、色々あった経緯を背景にしてるなって
思ったものですが。以降のコメントしては
「本当に喜んでるし恐縮だし、ほっとしてる」
「常に目標だった」などなど、無防備なコメントも聞けるようになり。
コチラとしても嬉しい気持ちになったものです。



c0027929_15224716.jpg


むかーしむかしの話ですけど、ジョンがインタビューで
ローリングストーンという雑誌の表紙になれたら
めちゃくちゃ嬉しいと話してた事があります。
ジョンは栄誉に対する願望が強いタイプの表現者で
形として何かが残る事を、ずっと望んでいたように思えます。
もちろんそれらが無いとしても、ずっと支えてくれるファンが居れば
満足だったとは思いますが、ファンを思う気持ちが強いからこそ
チャンピオントロフィーをみんなと分かち合いたい気持ちが
強かったのかもしれません。ようやくそれが現実になりました。



c0027929_15224824.jpg




ボンジョヴィというのは、とても結束力の強いバンドだと長年思っていました。
そう思うように至った理由は、89年頃に開催された東京ドームでの大晦日イベント。
私はそれを観客席で見ていたんですけど、ボンジョヴィ版スタンドバイミーと呼ばれた
blood on bloodという曲で、リッチーとアレックとジョンが三人並んで
イントロ部分を弾いたんですよ。キーボードのデイヴィッドとドラムのティコは
さすがに前に出て来れないですが;でもなんか、それを見た時に
物凄く憧れたんです。こんなに結束力の強い仲間に出会って、夢を達成して
一緒に走ってるボンジョヴィというバンドに、憧れました。
自分もこんな風に仲間に恵まれて一緒に戦えたら最高だろうなーと。
でもblood on bloodで歌われているのはバンドメンバーとの思い出ではありません。
ボーカルのジョンの、少年時代の、友人達との思い出が歌われた曲です。



c0027929_15295641.jpg



かなり前の話になりますけどベースのアレックが脱退した時にね、
なかなかその事が認められないというか、実感できなかった。
アレックが脱退してからのボンジョヴィはライブで見に行ってないです。
blood on bloodで私が感じた結束力は、ウソだったのか。幻だったのか?
アレックの脱退理由は明白なモノが感じられず、単に疲れたのかな、とか。
だとしたら、いつか戻ってくるかもと思いながら数十年が経過して;
アレックはバイク屋を経営してると風の噂で聞いて、戻ってこないんだなと。


c0027929_15295617.jpg


すると最近ではギターのリッチーサンボラまで脱退してしまい、ちょっと待てと。
リッチーは歌も上手なので、ジョンと一緒にライヴ中も掛け合いのように歌ったり、
有名な I'll be there for youではジョン顔負けの歌を聞かせたり、
サビでは一緒にハモって、2人の歌声で完成させてる曲まであるほど、
歌声という面でも存在していたリッチーが脱退って・・・
どういうこと?という気分で。ジョン本人も未だに認めきれないというか
正式には脱退表明した事には、なってないようです(事実上は脱退みたいですけど)



c0027929_15380548.jpg


でも・・・ふと思ったんですよね。
このバンドは「ボンジョヴィ」っていうバンド名なんです。
ボーカルのジョンの名前がバンド名になってる。
日本で言えば「小林」とか「佐藤」みたいな?え?違うって?
いやでもさ、最近ほら、マリリンマンソンからマリリンマンソンが脱退して、
マリリンマンソンのメンバーが困ってるという
訳の分からない状況が起きたんですけど;

メンバーの名前がバンド名になってるのは世間一般からすると珍しいことかもしれません。
ジョンボンジョヴィがボンジョヴィから脱退したらどうなるんでしょうね。
急に変な話になってごめんなさい。でも結束力の強さを感じたバンドから2人も抜けると
さすがにそんな気持ちになってしまう事もありました。



c0027929_15380523.jpg



それと、ロックの殿堂で久々に現れたリッチー・サンボラの髪型が変でしたね。
誰もが思ったけど誰も言わないので私が言う事にしたんですけど、明らかに変だよね。
この写真だと分かりにくいので今から探してきますね。ちょっと待ってね。あった。



c0027929_15455215.jpg


ね、変でしょ。付け毛なんでしょうね。でも付け毛なのを非難してる訳じゃないです。
どうしてそんな付け毛を選んだのかと。そこがポイントなんですよ。そこが気になる。
なぜそんな付け毛なのか。もっといいの無かったのかと。
億万長者のロックスターが人生一度の晴れの舞台で、何故そんな付け毛を。
きっと私は死ぬまで気にすると思います。ウソです。



c0027929_15224738.jpg



冗談はこの辺にして、友情の形というのは1つではありませんよね。
離れても近くに感じられる人は、誰にでも居ると思います。
5人の心の中で、今でも Blood On Bloodが流れていると信じて。

ボンジョヴィおめでとう!















[PR]
# by frat358 | 2018-05-14 15:52 | | Comments(0)

ばべー



「いらっしゃいませー」って言われたハズなのに、空耳で
「エアロスミース」って聞こえたというのは聞いた事あるんですけど、
私もこのまえ「いらっしゃいませー」って言われたハズなのに
「ばべー」って聞こえたんですよ・・・「ばべー」ですよ?ばべーってなに?
いくらなんでも「いらっしゃいませー」が「ばべー」に聞こえるというのは
言った本人か、もしくは私に問題があると思ったんです。
なので「ばべー」と聞こえた店員の背後をストーキングして
再び言ってくれるのを待ったんですけど、なかなか言ってくれなくて。
あきらめました。今日も何処かで「ばべー」って言ってるかもしれませんね。




c0027929_13314711.jpg




そんな事はどうでもよくてですね、最近のアクセルの話でもしましょうか。
ご覧のように我らのアクセル、順調に減量を達成しながら声量もキープしているようで
今こそロックの殿堂に呼んで欲しい!とか私は思っちゃいますね。
そしたら、どれだけ祝福されるだろう、みたいな。


アクセルというか、ガンズ&ローゼズというのは基本的に、仲のいいバンドというのには
あまり恵まれなかったイメージがあります。モトリークルーとも険悪だったし
今年に殿堂入りするボンジョヴィとも仲良しでは無かった。
メタリカとは仲良しでしたけど、ガンズが楽屋に注文したリストを
メタリカのジェイムズがツアービデオで暴露しちゃいまして、
アクセルがこの件に激怒して絶交状態になりました。
スキッドロウのボーカルだったセバスチャン・バックとアクセルは仲良しですね。
でもアクセルと仲良しなミュージシャンって、なかなか居ないかも。



c0027929_13314911.jpg




最近になって見かけるのは、当時ガンズでマネージャーをしていた
ダグ・ゴールドスタインの思い出話です。当時の私は
このマネージャーがどういう人なのかを知る術が無かったので
特に印象がありません。というかアクセル・ローズという人は
基本的にインタビューを受けてくれない人だったので
スラッシュやダフのインタビューからアクセルの内面を想像するしかなかった。

でも今になって元マネージャーのダグ氏の思い出話が出てくるようになって、
当時のアクセルがどんな人だったのかを、少し垣間見れる機会となりました。




c0027929_14065916.jpg



ダグ氏が凄く印象に残っているのは、「モンスター・オブ・ロック」という
巨大なロックフェスティバルで、ガンズの演奏中に2人の観客が亡くなった時のこと。
当時、アクセルがその件に関して何を思っているのか、日本のファンは
知る方法がありませんでした。ひょっとしたら海外でも不明だったかもしれません。
ダグ氏が言うには、アクセルはとても、とても、落ち込んでいたそうです。
ベース担当のダフが当時「すげえ落ち込むよ。だって俺たちの演奏を見なかったら
2人は今日も生きてるんだぜ?」とコメントしたのは憶えてます。

で、当時のアクセルがこの事件に直面し、どうしていたかというと・・・
ヴァンヘイレンのボーカルでもあるデイビッド・リー・ロスが
同じホテルに泊まっている事を知ったアクセルは、ダグ氏を通じて
デイビッド・リー・ロスに相談を持ちかけたそうです。

「こういった事が起きた時、どうやって対処していますか?」

業界の先輩であるデイビッド・リー・ロスに助言を望んだアクセルですが、
返ってきた返事はアクセルにとってショックな言葉だったそうです。

「知るかよ。ここはイギリスだぞ。サッカーの試合ではもっと死んでる。
これこそロックンロールなんだよ!」


↑このようにデイビッド・リー・ロスにアンサーされると、アクセルは


「・・・本気で言ってますか?すみません、もうここには座って居たくないです」

と言って部屋に戻っていったと・・・。
順風満帆だった当時のガンズですけど、
アクセルには良い相談相手が居なかったのかもしれません。




c0027929_13314911.jpg



ダグ氏の思い出話、もうひとつはスラッシュとアクセルが当時、絶交状態になった理由に関して。
スラッシュとマイケル・ジャクソンが組んで演奏していた時期があるのは結構有名な話ですけど、
アクセルはこの件について、恐らく大反対だったとダグ氏は見ています。
実はマイケル・ジャクソンからスラッシュにオファーがあった時期というのは
アクセルが幼少期に父親から虐待されていた事を世間に公表した時期と被るそうなんです。

アクセルはマイケルの事を小児性愛者だと見ていて(現在もそう思っているかは不明ですが)
一番ツライ過去を告白した時期に、小児性愛者の疑いがあるマイケル・ジャクソンと
スラッシュが組んで演奏なんかしたら、アクセルは絶対に傷つくとダグ氏は思ったそうです。

ダグというマネージャーは、アクセルと他メンバーとのパイプ役だった部分もあり、
誰がどう考えているかをアクセルに伝えていたのがダグだったそうです。
プライベートでは内向的な部分もあったアクセルという人には
ダグという人物が必要だったのは理解できるのですが、
ダグの主観に基づいた言葉がアクセルに伝わっていた面もあると思うので、
決してそれは、良い事とは思えないんですけど;

少なくともダグ氏はスラッシュとマイケルジャクソンが組むのなら
自分もこの件に絡んで大金を手に入れたいと考えていたようだし、
スラッシュはダグとアクセルがこの件に絡むことを拒否した。

結果的に、この件を通じてアクセルは、スラッシュの事を兄弟のようには
思わなくなったと、ダグ氏はコメントしています。もしもスラッシュが
ダグ氏もビジネス面に引き込んでいたら、アクセルに対してダグ氏は
どのような説得を試みたんでしょうね・・・ちょっとやっぱり、
この、ダグというマネージャーは信用できない面があるかも。
交渉が上手だったのは間違いないようですが。



c0027929_14272423.jpg




色々あった訳ですが、現在は仲良しこよしでツアー活動を続けております。
AC/DCでのボーカル参加も再び検討中らしく、今年もアクセルは大忙しになりそうですね。


















[PR]
# by frat358 | 2018-04-06 14:28 | | Comments(0)

お待たせ男




c0027929_04582915.jpg


長く見てきた人は分かると思うのですが、更新が滞って久しいです;
申し訳ない。いったい何やってんだと思っている人々は
ここの常連さんだけではありません。あの世界、この世界、
私と関わる様々な人達が「一体どうしたんだ?」と首をかしげる。
そんな状況が数ヶ月も続いてしまっています。


音楽の世界も同様ですが、そちらでは締め切りというものがあって。
発売日が決まっている以上、締め切りを守らないといけません。
この仕事1本で食っていけない人間にも、発売日と締め切りがあります。


私と関わっていて、私を待つ事になった音楽の世界の人々は、
納期を15日延長し、なおかつプレッシャーを与えない事で
私に対応しました。しかし私は、それでも上手く立ち回れなかった。
間に合うか、ギリギリか。判断しずらいままで
延長した納期の前日を迎えた時、私の身に、ある事が起きました。
それは・・・発売延期の検討でした。
発売日が決まっている商品なのに、私を待つ為に延期すると。


立場の高い方が、こう言ってたそうです。
仮に脅したところで、嘆願したって、恐らく何も浮かばなくなってる。
これは待つしかないんだと。発売日が決まってるのに待つ為には
発売を延期するしか無い、と。


私のような状況が生まれた人間への対処として、
他にも選択肢はあります。それは・・・解雇です。
信用と期待に応えられないなら、二度と仕事を与えない。
大抵は、この選択になります。そして違う人を雇えばいい。
新しく雇われた人は、残り数日になってしまった期限を
上手く立ち回って締め切りに間に合わせるハズ。
でも、その判断をしないで私を待つ決定になりました。


何度も仕事の受け渡しをしているとはいえ、
遠くへ越した1度も会った事の無い人間の為に
発売日を延期して待つという決断を聞いたとき、
延期させないで完了させる以外、この決断への感謝を
伝える方法は無いと思い、ようやく以前のように動く事が出来ました。
ここまでしてもらえるなんて、夢にも思わなかった。
感謝と結果で応える事が出来て、良かったです。





[PR]
# by frat358 | 2018-03-17 04:59 | 熊本ハーフ

言葉





c0027929_09555356.jpg


子供の頃、自宅の庭に紙飛行機が落ちてた事があります。
中身を開けてみるとラブレターでした。
色んな事が書いてあって、手紙の最後に
「大人になったら結婚してね」って書いてあった。
1度も話した事のない子からの、熱烈なラブレターでした。
恐らく本気で想ってくれてたんだと思います。
それは間違いないと思う。でも私とこの子は結婚していません。

メタルギアソリッド2という私の好きなゲームに、
「言葉を信じるな、言葉の意味を信じろ」というセリフがあります。

人間は子供の頃に言葉を憶えて、大人になってから言葉の意味を知ります。
言葉の意味を知るようになると、簡単には愛してるとか言わなくなります。
結婚してほしいなんていう言葉も、一般的には何度も使うことはありません。
言葉を背負えるようになった時、想いを込めて言葉を使う。それが人だと思います。

でも世界には目的の為に言葉を使う人もいます。
そういう人は目的が達成されるまで、大切な言葉を何度でも使います。
目的が達成されると、途端に言わなくなる。
想いを込めて言葉を使う人と、目的の為に言葉を使う人。
この見極めが出来ない人は、言葉に騙される事があります。
誰もが想いを込めて言葉を使ってる訳ではないです。


あと、表現を仕事にしている人は、言葉も強烈になりやすいです。
救うこと、殺すこと、その両方を言葉でも出来てしまう可能性が高い。
だからこそ表現が得意な人は、言葉を悪いことには使わないほうがいい。
言葉を放っている以上、受け止める側が居ることを忘れちゃいけないですね。


そんな事を思ってしまうような出来事もありましたが、
なんというか・・・毎日寒いですねえ;
いくらなんでも寒すぎる!つらい!無理!って思ってたら
やることだらけになってしまった。
こういう時は1つずつ。可能ならテキパキと、1つずつ。
だったような気がする。




[PR]
# by frat358 | 2018-02-09 10:03 | 熊本ハーフ

/////






















[PR]
# by frat358 | 2018-02-08 20:20 | 熊本ハーフ | Comments(0)

The Last of US




c0027929_15354291.jpg



今日はラストオブアスというゲームについて書きます。
以前にも書いてますが、このゲームは私にとって特別な作品です。
古いゲームですけど、今日は完全ネタバレとなります。
「メタルギア」という自分にとって愛情を持てるゲームが
メタルギア4を迎えて最終作となり(その後、5が発売されますけど)
もうゲームは引退しようと思っていた時に発売されていたのがラストオブアスです。

ある雑誌の企画で「ゲームが嫌いな人をゲーム好きにするには、どうすればいいか」という
不思議な企画が開催されていて、被験者に選ばれたのは交際している男女でした。
男がゲーム好き。女はゲームが嫌い。そんな関係の恋人同士に参加してもらい、
彼氏が選んだゲームを彼女が遊ぶという流れで進行しました。
結果、ゲームが嫌いだった女性は夢中で遊び、難しい場所は彼氏がサポートプレイして
「面白かった」という感想を残してくれました。

ゲームが嫌いな人に「面白かった」と言わせたゲームって、
どんな感じなんだろう・・・そう思ってプレイしたのが購入動機でした。
そして、このゲームを通じて現在のゲーム業界が完全にグローバル化して、
世界を相手に商売をしないと黒字は不可能な時代に突入しており、
それに合わせてストーリーや難易度、操作性に至るまで
世界基準を想定している事を、私は知ります。




c0027929_15354483.jpg



主人公のジョエルとエリーが生きている世界は、
危険な感染病によって世紀末世界と化しています。
感染すればゾンビの如く人間は暴れ回り、正気を取り戻す事はありません。
警察や病院、電気など、ライフラインは崩壊していますが、
それでも人間は秩序を保ち、徴兵制のような制度を使って
生存者に警備や武装による治安維持を強制しています。そういった街に住みながら
あえて組織に属さず、パートナーだけを連れて、隠れて生き延びている人達も居ます。
ジョエルは街で暮らしながらも自分とパートナーの力だけで生きている男です。
かつてジョエルには10代の娘が居ましたが、
感染病が猛威を振るった時代に亡くしています。


c0027929_15354345.jpg


ジョエルは感染しても平然と生きているエリーという少女に出会い、
エリーを巨大組織に送り届けるまで護衛として一緒に過ごす任務を受けます。
エリーが感染しても平気な理由が医学的に解明できれば、
感染病を阻止する事が出来るはず・・・実際に、そうなるかは分かりません。
エリーにだけ効果がある免疫能力かもしれないし、シンプルな話では無いかもしれない。
それでも人間は絶望的な世界で、エリーを「希望」と信じて、在る意味では執着して
なんとかして大きな医療機関のある場所へ、送り届けようとします。



c0027929_16104980.jpg


ジョエルはエリーと過ごすうちに、20年前に亡くした娘の事を思い出すようになります。
それと同時に恐ろしくなっていく。
もう一度同じように失ったら、自分は生きていけないと。
それゆえにエリーと仲良くなる事を拒絶したり、エリーを違う人に預けようとしますが、
もう2人は離れられないほどに信頼し合い、感情を共有できるようになっていて、
一緒に目的地まで生き抜く覚悟を決めます。


c0027929_16104862.jpg



遂に目的地へ着いた時、エリーの免疫抗体を取り出すには、
エリーが死なないと無理だという事をジョエルは知ってしまいます。
ジョエルは微塵も迷わずに、単独で手術室に向かったエリーの元へ
向かっていきます。そして人類を救う為に必要な執刀医を殺し、エリーを救います。

執刀医を殺すかどうかはプレイヤーが選ぶ事になっています。
正確に言うと、殺さないとストーリーが展開しないようになってるので
必ず殺さないといけないのですが、
操作しないと執刀医を殺せないようになっています。
エリーの命を奪おうとする、執刀医を含む3人組は武器を持っていません。
攻撃すれば命乞いをし、死ぬ恐怖に怯える人達です。そんな3人を殺さないと
エリーを救えないようになっている。そしてこの、攻撃してこない執刀医達が、
このゲームのラストボスになっているんです。



c0027929_16540782.jpg



何度もプレイしていて、そのたびに色んな事を考えながら執刀医達3人と向き合いました。
執刀医だけを殺し、残り2人を殺さないでクリアした事もあります。
でも私は初めてこれをプレイした時、一瞬も迷わずに、3人をバットで殴り殺しました。
もしも、この瞬間が一度しか無いなら、やっぱり迷わず3人殺すと思います。


c0027929_16540735.jpg



なぜ迷わなかったかというと、エリーこそが主人公にとって「世界」だと思ったからです。
エリーを失えばジョエルの世界は終わるんです。人類を救う機会を奪ってしまうことは
正しい事では無いかもしれません。でも目の前で自分の世界が終わってしまうことを
何もせずに見ている人が、人間と言えるでしょうか。
このゲームを製作した人は、こんな事を語っています。
「自分には息子が居るけど、息子の命を渡せと言ってくる集団が来たら皆殺しにする。
悪いけど、この考えは、一歩も譲れない」と。

私たちは神様ではなくて人間なので、常に正しい事を選択できる訳では無いです。
正しくないとしても、決断しないといけない時があって。そしてその思いこそが
人間である証で、ラストオブアス(最後の希望)なんじゃないかなって、
自分では思っています。












[PR]
# by frat358 | 2018-01-28 17:12 | イルマ侍 | Comments(0)

Manchester by the Sea




c0027929_14554931.jpg



「マンチェスター・バイ・ザ・シー」



ハリウッド屈指の問題児、ケイシー・アフレックが
自身の悪評を完全に覆した事でも有名な、2016年の映画です。


出来る限りストーリーを秘密にしておいたほうが楽しめる映画なので、
紹介方法には頭を悩ませてしまいますが(ー'`ー;)

とにかくもう、脚本が良いです。監督のケネス・ローガンが
脚本も担当しているんですけど、彼のイメージに完全に合うのが
妻役のミシェル・ウィリアムズと主人公のケイシー・アフレックだったなあ、と。

あとねえ・・・この映画は、基本的に「男専用」だと思います。
男が1人で見て、1人で泣く映画というか。そういう意味では尖ってる映画。




c0027929_14554970.jpg


予告で公開されている部分だけストーリーを紹介すると、
色んな事が器用に出来てしまう中年の男が主人公です。
男は器用さを活かして便利屋の仕事をしています。
故障したトイレの修理、電灯の修理、草刈り、などなど・・・
仕事に遅刻した事は1度もありません。でもそれは彼の人生に
何もないからこそ、遅刻が無いとも言えます。
他にしたい事もなく、会いたい人も居ないから遅刻をしない。
無口で全く笑わず、かと思えば急激に暴力性を発揮して
泥酔しながらケンカをしたり、上司を怒らせたり・・・
印象として、掴みどころのない主人公の生活が序盤に描かれています。



c0027929_14554979.jpg


ある日、故郷で暮らす兄が急死して、兄の息子の後見人を決める事になり、
主人公の男は久々に故郷へ戻る事になります。ここで主人公が
故郷を捨てた人間だという事が明らかになる。でも何故、出て行ったのかは
映画の中盤まで見ないと分からないようになっています。
予告でも主人公の過去は伏せられていて、この点が最大の見せ場なので
紹介する事は出来ません;でも誰もが納得してしまうような
「出て行った理由」を主人公は持っています。死にたいけど生きてる人です。



c0027929_14554909.jpg


本来は感情を爆発させるタイプの人だったんだろうなーと。
怒りだけではなく、喜びや悲しみも爆発させるような・・・
でも故郷を捨てた主人公は、何を考えているのか不明なくらいに
無表情で無感動な人間になっている。非常に難しい役柄になってます。
過去を演じる時は無防備に明るい演技。
現在を演じる時は別人のように、という。これを完全に表現したのが、
色んな映画で色んな役をさせてみても、
いまいち感情が伝わってこない役者として有名なケイシーだったという;
速水もこみちさんにアンドロイドの役をさせてみたら
完全にハマり役だったのを思い出すような展開ですね;



c0027929_14554923.jpg

ともかく、見る以外に無いというタイプの映画で、
なおかつ「男専用」です。愛してる人の為に自分の感情を押し殺して、
ひたすらに相手の幸せを願う気持ち。その気持ちを持っている人なら
絶対に理解できる映画になっています。そして、その気持ちに気ずいているのに
どうする事も出来ない事情がある女性には、見ていて拷問に近い内容かもしれません;



c0027929_14554982.jpg


もうちょっと音楽を使った演出があっても良かったかなーとは思いますが、
演技と言葉に集中して見てもらいたいから?なのかもしれませんね。
ずっと語り継がれるような名作映画だと思います。
オチも好きです。この映画は、とても現実的な着地をします。
あとでネタバレ記事も追加しようかな?











[PR]
# by frat358 | 2018-01-13 15:04 | 熊本ハーフ | Comments(0)

We can



c0027929_23261326.jpg


ロックの殿堂入りを決める投票は予定通りに進みました。
ファンが決める投票1位は、ぶっちぎりでボン・ジョヴィ。
でも殿堂入りを決める最終投票は選考委員の投票で行われるので、
ファン投票で1位になっても、与えられる権利は1票に過ぎません。
でもこれは・・・あまりにも重い1票でした。

正直に言って、ファン投票で「最も殿堂入りにふさわしい」と評価された時点で
もはやロックの殿堂入りを決める必要は無いのでは?とさえ思いました。
噂に聞くボンジョヴィ嫌いの選考委員達が暗躍して、殿堂入りを拒んだとしても
音楽を愛するファンが1位に選んだ時点で勝利したと感じたし、
殿堂入りという場所が、この1票を無視するような組織であれば
もはや見る価値ないよねーって思いながら、
殿堂入りするミュージシャンの発表を待っていました。結果は・・・



c0027929_23201513.jpg


ボン・ジョヴィの殿堂入りが決まりました。
久々に脱退したリッチー・サンボラも参加が決定し、この調子なら
バイク屋を経営していると風の噂で聞こえてくるアレック・ジョン・サッチも
この日だけは参加してくれるかもしれません。私が彼らをライブで見てた頃は
常にアレックとリッチーが居たので、この2人が居ないボン・ジョヴィというのは
本当に不思議な光景というか。子供の頃に見た彼らの姿が戻ってきます。

彼らの曲でBecause we canというのがありますけど、
殿堂入りのファン投票が始まった時からウォークマンに入れて
何度も聴いてました。必ず出来る。きっと出来ると歌い続ける
ボンジョヴィらしい曲です。その思いには確たる根拠なんてないし、
笑われてしまうようなポジティブメッセージですけど、でも・・・
信じよう、信じて欲しいっていう気持ちだけが伝わってくる曲で。
嫌な思いを生活の中で経験して、一周してからこの曲を聴くと感動したんです。
皮肉めいた事を語りながら、うつむいて、閉じて、諦めて生きるよりも
彼らのバカみたいなポジティブソングのほうがカッコいいと思えるようになった。
生きる人の為の歌だと思いました。

彼らはプロで、嫌いだと思ってくる相手にも
歌い続ける責任というか、宿命があります。彼らは嫌悪とも向き合い続けて、
長い時間を経て欲しかったものを手に入れた。
プロは、こう在るべきだという姿を見せてくれて嬉しいです。



c0027929_23200541.jpg



授賞式は来年ですよね?式典のほうも日本から追いかけますので。










[PR]
# by frat358 | 2017-12-30 23:29 | | Comments(0)

インチキだけど人口増



c0027929_21353520.jpg



北海道に旅行した母から、変な話を聞きました。北海道は離婚率が高い、と。
そんな統計、失礼だから止めなよってすぐ言ったんですけど母は止まらない。
聞いてるうちに、そういえば高知県も離婚率が高いって誰か言ってなーとか
変な事を思い出しちゃったり;

でね、本当に母が話したかった事は離婚率じゃないんです。
北海道は、偽装離婚が多いって言い出したんです。
結婚して子供が出来たら離婚して、お嫁さんが生活保護を申請する。
これで夫の稼ぎと生活保護が手に入るので育児が物凄くラクになる。
一緒に住んでると偽装離婚なのがバレるので、週に何回か、家族で再会。
旅行したり別荘で過ごす。常に一緒に居ないのでストレスを受けにくく、
夫婦が互いに仲良く暮らせるとか言い出しやがったんですよ私の母が;

都会と違って物価が安いので、2人~3人~って子供も育てやすい。産みやすい。
でもこれってインチキじゃん?インチキ番長じゃん??
ギリギリで育ててる人の立場は、どうなるのって考えたら
やっぱり許せなくなって「それは笑えない」って言いました。

でも部屋でゆっくり考えてみました。地方の仕事の少なさ、厳しさ。
地元を愛して、人生を地元で生きていく人達の郷土愛。
極端な格差社会を生み出した現在の日本経済・・・

笑えないけど、責めるのが難しい気もした。
恐らく政府も感づいているハズです。でも止めない。報道もされない。
ガソリンやタックスヘイブン、物流の流れなどのように
誰かがタブー化して報道規制してる問題とも思えない。
人口が減っていく日本を危惧し、見て見ぬフリをしてるのでは、ないか・・・


自分には正しいのかどうか分からないし、正しい事が正しいのかも分からない。
でも、こういう生き方があることも、事実なようです。





[PR]
# by frat358 | 2017-12-10 21:36 | 熊本ハーフ | Comments(0)

久々なのに短くてごめんね。


ある場所で相互フォローしてた女性が居たんですけど、
結婚間近の人でね、仕事も大変そうだなーって思ってたんです。
でも凄く思ったのは、女の人って結婚間近になっても
こんなに、こんなに、悩んでるんだなーっていう;
男だけが一直線に結婚式の日を見据えてるのかな、と思えてさ。
悲しくなってきちゃって。最終的には妊娠が分かって、
それからは女性のほうも前向きになってました。

婚姻届けでも妊娠でも、決定的になる理由を与えたほうが
女性は安心するんだなーって思いました。
多少は強引でも、ずうずうしくても、卑怯でも、
ドンっと形を見せてあげないと、女性は不安なんですね。
信じることばかり大事にするから、逃げられたり奪われるのかもしれない。

自分が信じることを大切にしている理由は、過去にあります。
子供の頃にフランスのソレムという田舎町で見た、教会の石像達。
神に会った訳でもないのに神を命懸けで信じ、製作者の名前すら不明で、
立派な神々しい石像の数々を見た時に、信じることの尊さを知りました。
ノートルダム寺院の門に設置された、自分で自分の首を持つ石像にも驚きました。
首を刎ねられても自分の首を抱えながら歩いたという
信仰の伝説が、ノートルダム寺院の石像になってました。
でも、信じる尊さを全ての人が分かっている訳ではないんです。
それも認めなければいけない。

大変、勉強になりました。活かす機会があれば、活かします。







[PR]
# by frat358 | 2017-12-07 21:39 | 熊本ハーフ | Comments(0)


検索
記事ランキング
超私的どこでもドア
お気に入りブログ
-
最新の記事
Blood on Blood..
at 2018-05-14 15:52
ばべー
at 2018-04-06 14:28
お待たせ男
at 2018-03-17 04:59
言葉
at 2018-02-09 10:03
/////
at 2018-02-08 20:20