スライディング・ヘディングシュート2


3000坪の冒険と、時々音楽すごく映画。たまにサッカー
by frat358
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心理学とか映画とか。




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私ね、納豆とカニが嫌いなんです。
でも7月10日(なっとう)に生まれてるし
カニ座なんですよ。どうなってるんでしょうね。

personality insightsというソフトを使ってみました。
初対面で良い印象を持つ人に会えても、
本当に気が合うかどうかは分からない。そこで・・・
自分と相手が今までに公開してきた文章から
共通項や共鳴度を比較し、自分と本当に気が合うかを
診断してくれる、ある意味では恐ろしいソフト。

でも無料版では相手の診断や比較などは不可能っぽいので
自分だけを診断してみました。
ブログに書かれた文章をコピーして貼り付け。
時事ネタや企画モノの記事は避けて、日記の文章を
幾つか貼って診断してみたのですが、結果は・・・




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「こんな人に、私はなりたい」と言えそうな
極端に高評価された診断結果に;
こんな人間だったら、どんなにいいか・・・
でも所々で保守的だったり、変化に対しては
あまり得意じゃないとか、部分的には納得できるような、
不思議な結果となりました。

少なくともブログでは真面目な人間という診断に。
でもブログだけで人格診断なんて難しいよねっていうのが
垣間見れるような気もします。
まだまだ改善の余地がありそうなソフトですね;



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「人は何故、孤独を感じるのか」という記事を
読んだのですが、当たり前のような事を書いてるようでいて
なかなか気ずかされるような記事でした。

簡単にまとめると、人は基本的に
他者との関わりは相手との会話や感情からしか
受け止めることが出来ません。相手の事を知りたくても
相手が明かした事以外は、相手が見えない。
つまり、不完全なヒントしか与えてもらえない。



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ところが「自分自身」となると、強く内面を
見つめることが出来ます。鏡を見て何時間も
自分の顔だけを見てる事だって出来る。
同じ事を他者には出来ません。

なので「人」という生命体の構造上、
孤独を感じるのは当然なんだそうです。
しかし実際には誰もが悩み、苦しんでいます。
なので自分だけが孤独に耐えていると思ってしまうのは
「錯覚」である、と。この錯覚にやられてしまう人が
世界中に沢山居る。



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でも芸術や恋愛をしている状態になると、
人は孤独を感じなくなるそうです。
愛で他者との結びつきが強くなれば孤独感は消えるし、
芸術で表現されている事の中に自分を投影できれば
この気持ち分かる、自分は1人じゃないと感じるそうです。
という事は、芸術で他者を感動させたいなら
必ず自分を無防備に出さないといけないんですね。
そして、愛や芸術を強く求める人ほど
孤独を感じていると、言えるかもしれません。
愛は簡単に手に入りません。一生無縁の人も居る。
でも芸術は違う。全ての孤独に伝える事が出来る。
あなたは1人ではない、錯覚に負けるなと。
改めて芸術が好きになりました。

なんか、勉強になる記事だった。
元ネタは心理学系のyoutubeチャンネルらしいけど。


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「スプリット」


誘拐犯に拉致られた3人の少女が監禁されるのですが、
どうにも、誘拐犯の様子がおかしい・・・
監禁部屋に顔を見せるたび、別人のような態度を見せる。
子供のようだったり、女性のようだったり、
神経質な男性のようだったり・・・
拉致られた少女の1人は、犯人が多重人格だと気ずきます。
こうして、脱出するための心理戦が始まるのでした。


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オープニングは良かったよね。
凄いと思った。サラっとしてるのが怖い。
本当に見事だと思いました。
シャマラン監督!見直したよ!!って
大声で叫びたくなりましたけど・・・
その後は失速が続いていく感じが、ちょっとあるね;

シャマラン監督ですからねえ。
「ハプニング」っていう映画も、そうでした。
オープニングは凄いんだよ。メチャクチャ怖い。
これはヤバい!10年に1度のホラーかも!!って
誰もが思うんだよね、オープニングでは。
でも、それ以降は「はあ・・・」って感じで・・・
アメリカの映画館では「時間かえせー」とか
「金かえせー」なんていう野次が上映後に挙がったりして
アメリカって凄い国だなーと思いましたけど。
日本ではそんなこと、起きないもんね。


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話を「スプリット」に戻しますが。

今回はクライマックスも良かったと思います。
主人公の過去を回収してるし。
でもやっぱり中盤のプロットが王道過ぎて微妙だな・・・


編集でカットした映像をオマケ特典で見てみると、
役者さんには可哀相だけど・・・
ザックリ削った事で成功してると思います。
作品の密室性や犯人の異常性を考えると
可能な限り、登場人物は少ないほうがいい。
でも多重人格者の犯人が、どんな症状なのかを
誰かに説明させないと観客が理解できないので、
治療を担当してる医者を登場させたのも正解だと思います。



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犯人は多重人格なので、
ジェームズ・マカヴォイが演じたのは
デニス、バリー、パトレイシア、ヘドウィグ、
オーウェル、ジェイド・・・などなど。
映画が終わった後のスタッフロールでは
大変な事になってました(笑)
何より凄いのが、人格が入れ替わるときに
カメラアングルなどの演出を入れてないんです。
基本的には、すーっと・・・そのまま変わっていく。
なので演技者の技量だけが問われる。
高いハードルをシッカリと超えて行く、見事な仕事ぶりでした。


普通は1人1役なんですけどね。
1人で23人を演じてるので;
正確には23人が出てくる感じでは無いけど。

ヒマなときに、どうでしょうか。















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# by frat358 | 2017-10-14 19:39 | 熊本ハーフ | Comments(0)

ロックの殿堂2017ノミネート、など。




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今年のロックの殿堂、候補者が発表されました。

いざ、コピペ!!



ボン・ジョヴィ(2)
ケイト・ブッシュ(初)
ザ・カーズ(3)
デペッシュ・モード(2)
ダイアー・ストレイツ(初)
ユーリズミックス(初)
ザ・J・ガイルズ・バンド(5)
ジューダス・プリースト(初)
LL・クール・J(4)
MC5(3)
ザ・ミーターズ(4)
ザ・ムーディー・ブルース(初)
レディオヘッド(初)
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(初)
ルーファス ft. チャカ・カーン(2)
ニーナ・シモン(初)
Sister Rosetta Tharpe(初)
リンク・レイ(2)
ザ・ゾンビーズ(3)



ど~ですか。遂にボン・ジョヴィが受賞しそうな気がしないか?(笑)
でも記事が間違ってなければ候補者に挙がったのは二度目なんですね。
以前にノミネートされたのがいつ頃で、その時は誰が殿堂入りしたのか
私は知らないんですけど・・・でもビッグバンドなので
受賞を逃した事はショックだったでしょうね。

しかしライバルも多いです。デビューから25年経過という条件を
レイジとレディオヘッドが今回、達成しています。
この2バンドは今回の受賞を逃しても、いずれ殿堂入りするとは思いますが
スピード受賞は、ありえると思います。特にレディオヘッドは
かつてのアメリカで、大変な人気がありました。
何処に行っても超満員という。でもボーカルのトム・ヨークは
アメリカ人の感覚や価値感を嫌ってたなあ・・・懐かしい。

今回は殿堂入りするバンドを予想してみようと思います。
私の予想だと・・・


ジューダス・プリースト

ダイアー・ストレイツ

ボン・ジョヴィ

ザ・ゾンビーズ

デペッシュ・モード


この5つが、今回はゴールするんじゃないかなーと。
ゾンビーズもそろそろ決まるかなと。
女性アーティストの殿堂入りが無いのもバランスが悪いので
ユーリズミックスとかケイト・ブッシュのいきなり殿堂入りもありえる。
ダイアー・ストレイツは日本だとあまり知られてないですけど、
メチャクチャ人気あるバンドです。多分1発で殿堂入りすると思います。


「ゾンビーズなんて知らん」という人も多いと思うので;
有名な曲を貼っておきます。







これはCMで使われた曲なので、聞いたことあるかなーと・・・
60年代のバンドでしたっけ?そろそろ殿堂入り決めないとね;



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以前にも書きましたが、ボン・ジョヴィはロックの殿堂の審査員と
極めて仲が悪いそうです。数名というか1名くらいのようですが。
険悪な状態である事を隠そうともしない。名指しは避けていますけど
偶然に鉢合わせすれば互いに罵りあったりするほど酷いそうで;

いつの間にかリッチー・サンボラも脱退しちゃってるし
ファンは今でも熱心ですが、ボーカルのジョンはキツイ時期だと思います。
殿堂入りでメンバーが再結集して演奏してくれる事を切に願います。

あとはジューダス・プリーストですねえ・・・
メタル界の重鎮が初ノミネート。長くかかるか1発で殿堂入りか。
どっちかになる予感がします。


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私が投票した時点での途中経過です(ファン投票分)
不正チェックなども行われると思うので
鵜呑みには出来ませんが、ボン・ジョヴィ決まりそうですね。





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チェスターの追悼公演が10月27日に決まりました。
私もこの日は、彼の為に何かしようと思ってます。
1ヶ月ほど前には奥さんのタリンダさんが
チェスターが自ら命を絶つ2日前の写真を公開し、
メッセージを投稿しました。



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>この写真は私の夫が命を絶つ数日前の写真。
>既に自殺願望は在ったのでしょう。
>でも知る由もなかった。

タリンダさんもバンドメンバーも、
チェスターが途方も無い闇を抱えていることは
ずっと昔から分かっていました。
でもチェスターが自分の闇をエネルギーに変えて
周囲の人間さえも明るくしていく姿に触れるたびに、
チェスターが抱える闇もチェスターの一部だと感じて、
共に過ごしてきたのだろうと思います。

でも私はこの写真を見て、
チェスターの姿よりも印象的だったのは、
自撮りしているタリンダさんが、
自分の顔が半分しか写らなくなるとしても
チェスターを真ん中に置いて撮ろうとしている事。
本当に愛してたんだな、と。改めて思いました。
苦しかったのだろうと思います。
それでも、こんなに愛してくれる人を傷つけたのは
彼が後悔すべき事だと思います。


あ、当たり前の話ですが会った事も話した事もありません。
でも彼の歌を次々と聴いているうちに、この人は過去に
自分の闇を無防備に大事な人に晒して、拒絶された経験というか、
出て行かれた経験があるんじゃないかなと、最近感じます。
それ以来チェスターは、まず最初に作り笑いが上手くなって
しばらくすると自分を明るくさせていく方法を学び、
結果的に落ち込んでいる時を他者に悟られなくなり、
その代わりにトイレやシャワールームなどで1人になった時・・・
猛烈な孤独を放出していたのではないか、と思うんです。
歌もそうですが、家族と過ごしている映像を見ると
全てが完璧に、良い父親なんです。良き夫でもある。
でも・・・そんな人が居ますか?落ち込んでいる時もあれば
荒れている時も人間には在るハズです。それを周囲にぶつける事も
心のバランスには必要な時がある。じゃあチェスターの闇は
何処に向かっていたのかと。彼の内面に積まれていった気がするんです。
チェスターの先輩であり盟友だったクリス・コーネルも、
そうだったのかもしれません。
せめて妻にだけは孤独を見せる人で在って欲しかった。
愛しているからこそ隠したのかもしれませんが、
こんな結末になっては・・・打ち明けるべきだったと思います。


今日はボン・ジョヴィのwith out loveでお別れです。
またいつか。












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# by frat358 | 2017-10-12 14:11 | | Comments(0)

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う




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ツタヤ先行です。

大事な事なので2回書きます。ツタヤ先行。

先行されたまま、お近くのゲオなどでは
入荷されない場合もありますので、ご注意ください・・・



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病んでる男の必需品、イヤホンとウォークマン;
ただでさえ「言葉」ではなく
演技と映像で内面を描写する、という
分かりにくい事に挑戦してる超難解映画なんですけど、
この映画が更に変わっているのは、主人公本人が
どうしたらいいのか分かっていない、という点です。


それは妻の事故死に始まった事では無くて、
人生の中で、ターニングポイントになってる部分では
常に流されて生きてきたからであり、それによって
とても幸運な、不自由ない人生を得ながらも、
自分がどうしたいのか分からないままで、
流されて生きてきた人だから、だと思われます。

なので、妻を愛していたのか自分で分からないし、
仕事に情熱を持っているのか自分で分からない。
自覚が無いままで生きてきた人。その点が彼を
社会的には変人のように見せてしまっています。
非常に難しい映画なので、少し説明しながら書く事にします。


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主人公を拾い上げたのは彼に一目惚れした妻であり、
妻が愛しているからこそ、妻の父親は理解を示して
立派な仕事も主人公に与えてくれた。
ある意味、人生の天使が去ってしまったような状況ですが
主人公は妻を愛していたのかさえ、自覚できません。
途方もなく幸福で裕福なのに、途方もなく空虚な人。

妻が死んで10分後に自動販売機でチョコを買おうとしたら
販売機の故障でチョコが出てこなかった。
苦情を書こうと手紙を書き始めたら、いつの間にか
妻との思い出や自分の人生まで文章に溢れていきます。
主人公は自覚していませんが、手紙を書き始めたことで
自分の人生に、初めて対峙しています。
そして、その手紙を読んだ業者の苦情担当者は、
「この人には話し相手が居ない」という事に気ずく。

苦情担当の女性は、気になって主人公に電話をしてしまい、
「話し相手は居るのですか?」と問いかける。
これで主人公は、ようやく、自分の内面を話せる人が
自分の人生に存在しなかった事を自覚します。
そして、初めて自分の気持ちを察してくれた人に
夢中になってしまいます。更には破壊衝動を自覚し、
自傷願望を自覚し、目覚めていく自分に興奮していきますが
かつての流されまくりの彼に関わってた人達はドン引きです。
異常なほどハイテンションな主人公の姿が続きますけど、
妻を失って気が狂ってしまったのではなくて、
自覚していく喜びを表現しているんだと感じました。

果たして、彼は最終的には何を自覚するのでしょうか。
気になった方は見てください(急に突き放す)


映画のテーマとして「壊す」という行為が出てきますけど
これって正確には「既に壊れている」です。
彼の破壊衝動は、妻を亡くした事で完全に心が壊れたので
自分の心に見合うように周囲を壊してるように見えました。
内面探しをしているうちに、あらゆる物の内面も
見てみたくなったという心理がスタートかもしれませんが、
最終的には壊す事に執着しているので、そう感じました。
怪我をする事も大好きになってしまいます。
誰かに心配して欲しい訳でも構ってほしい訳でもなくて、
傷を負うほど自分の心の状態に近ずくので、嬉しい。
それゆえに傷つきたがるのかな、と思いました。




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誰かが言ってました。「愛とは、気ずくことである」
この映画の主人公は失ってから気ずいてしまいます。
なので、途方も無く残酷で悲しい映画だとも思う。
彼は、ひょっとしたら、また恋をするかもしれませんが、
気ずいた時には逝ってしまった妻との心の対話は
死ぬまで続いていくんじゃないかなと、思うのです。
主人公の無自覚ぶりは究極と称して良いほどですが;
ある程度は、誰もがそうなのかもしれません。



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このポスターも、見終わってから眺めてみると
大事な人を追いかけていたのに、追いつかなかった男のように見えます。
後悔を背負いながら生きていく。それも大人の特権かもしれません。












===============↓ネタバレ↓==============






ちょっといま・・・部分的に見直したので追記で書きたいんですけど。
何度見直しても確認できないのが、青い紙が、何処から出てきたのかっていう。
結局何度見ても分からなくて、ネットでネタバレの感想ブログを読んでるうちに
やっと見つけました。サンバイザーの裏に挟んであったんだよ、と。

自分で確認してないので、まだ真偽不明ですけど、そういう事なら納得できます。
でもちょっと待って・・・事故ったクルマを修理して乗ってたの?
そんな描写あったっけ?妻が死んだ座席に座って運転してたのか・・・
ちょっと強引な気がしますけど・・・でもサンバイザーに挟んでおく理由が
とても大きいので、仕方ないかな・・・

うわの空で生きているアナタは
雨が降ってる時にはクルマのサンバイザーを使わないのと同じように
私が青い紙を挟んでおいた事も気ずかないだろうけど、
サンバイザーを使うような晴れた日には、私の事を想ってほしい。
主人公が、どういう人間なのか気ずきまくってる妻が
ささやかに願った想いですよね。これを描写したいので
事故ったクルマに乗り続けるという強引な設定を入れてたんですね;
金持ちだから他にもクルマを持ってたのかなあ・・・
だとしても、少し大雑把ですよね。大事なポイントなのに。

んー・・・ちょっと納得いかないけど。でもまあ、許せる範囲かな。
これは絶対に必要です。。だって主人公は青い紙を見た事で、
妻がどれだけ、自分の事に気ずいてくれてたのかを知るのですから。
ああ、俺は自分の事が全く自覚できてなかったのに
隣に居てくれた人は、こんなにも俺の事を見ていた、気ずいてた。
この人、大好きだ。ああ、俺の妻じゃん!愛してる!!でも死んだ!!
という物凄い感情が、あの場面に入っているので。
絶対にサンバイザーから青い紙が出てこなきゃいけなかったんですね。
だったら事故死にしなければ良いと思うのだが。。。
それにサンバイザーから紙が出てくるなら、1カットでいいから
紙が落ちる場面を入れておくべきですよね。
ラストの発破工事もアングルが引き過ぎてる影響で
何が起きたのか分かりにくいし(二度目で、やっと気ずいた)

少し雑な面もありましたけど、それでも個人的には
大好きな映画と言えます。誰かが書いてましたけど
説明を省いてる事で、安易なお涙頂戴映画にしていないと。
誰にでも分かるような描写は避けて、暖かく絶望が包んでくる映画にしている。
この点が凄く、私も好きです。最後の台詞は字幕だと「楽しんで」になってましたが
F○CK YOU SELFというのは「お前の好きにしやがれ」という日本語のほうが近いと思う。


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死んだ妻が何度も何度も出てきますけど、
「まるで幽霊のように」という表現を見かけましたが
自分の感性だと違います。あれは恐らく幽霊とかではなくて
主人公の「心の中に住んでいる妻」です。
そして自分なりの追悼を見つけた時に、心の中に居る妻が
抱きしめてくれたんじゃないかなーと。
同じくらい大好きな人を見つけた時に心から居なくなるというか、
対話できなくなるんじゃないかな・・・とも、思います。
苦情担当の女性と接近しても妻が消えないという事は、
妻への愛のほうが圧倒的に勝ってるんですよ。
主人公は青い紙を見つけるまで自覚してないけどね;



「よく分からない」という感想も多いようですが・・・
個人的には人生の10本に入るくらいの映画でした。
他者に薦めるような映画では無いですけどね。
大事な人を失って心に傷を負って、
自分の心と同じように、自分の身体や自分の持ち物も
ぶっ壊してしまいたい、消してしまいたい、と願った事がある人なら
色々と共鳴できて、特別な映画になるかも?しれません。










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# by frat358 | 2017-10-06 00:07 | DVDエラー大嫌い | Comments(0)

今度はトム・ぺティか・・・



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次々と好きなミュージシャンが他界していくのですが、
まさか自分のメンタルがグラグラの時期に
人生が最も最低だった頃に聞きまくったトム・ぺティが
こんな形で亡くなるとは夢にも思わず。
「じゃあな」みたいな、彼らしい潔さも感じますけど。
訃報を読んで、チェスターの時と同じように
数秒だけ世界が止まったように感じました。



抑揚の非常に少ない歌い方をする人で、
でも歌ってることは極めて攻撃的だったり
救いようがないほど悲しかったり、
淡々と歌ってる事がジワジワと効いてくるような
不思議なミュージシャンでした。

ボブ・ディランのバックバンドをしていたのも有名なので、
人によってはディランの弟子みたいなイメージがあるかも。
でも私がトム・ぺティを知ったのは
free fallinという会心の大ヒット曲からです。
私が毎週見ていたヒットチャートでは何週間も1位でした。







抑揚の少ない同じようなメロディーと
同じように淡々と歌うボーカル。単調なサビ。、
歌詞が分からない10代の私には不思議な曲で。
特に日本人として解釈が難しいのは
freeのあとに、fallinって歌ってる事かなと思います。
fallinは直訳なら「落ちる」ですけど、
歌ってる内容や、直前にfreeという言葉を使ってるので
「自由に落ちる」とか「自由にはなれない」という意味が
込められているのかなーと思います。

でもサビの最初はfallinを入れてません。
最初はアイムフリーと叫んでる。
二度目でフリーフォーリンと歌ってる。

自由になりたいのに、自由に落ちていく

自由になりたいけど、自由にはなれない

こういった意味合いを込めてると思われます。
そうすると、ボソボソと歌ってる前半が活きて、
歌詞も一気に繋がっていきます。

あの子と、少しだけ付き合った
だけど酷いヤツだった
思い出す事もしなかった
散々に傷つけて別れた

自由になりたいのに、自由に落ちていく
自由になりたいけど、自由には、なれない


自由になりたくて、犠牲を沢山払った
分かっているのに、また旅に出る

自由になりたいのに、自由に落ちていく
自由になりたいけど、自由には、なれない



救いようのない曲だけど胸がいっぱいになるような感じで、
ようやく快進撃を続けた理由が納得できました。
本当の本当に悲しい曲は、暗いマイナーキーではなく
明るいメジャーキーで表現すべきなんだなと
私に教えてくれた曲でもあります。
カッコいい曲を作りたいならマイナーキーだなと
教えてくれた人でもある。

free fallinが発売されたのは1989年。
この頃のアメリカは貿易、財政、どちらにも
巨額の赤字が発生し、レーガンから父ブッシュに
政権が変わる直前。みんなこの曲を聴いて、
人生の片付けをしてたのかもしれません。








I Won't Back Down

この曲も大好きでした。1人で電車からの景色を見ながら
何度も聞いていた曲です。


引かない 引き下がらない
絶対に負けない 認めない
後悔もしない 世の中が俺を苦しめても
そんなものに俺は負けない

人生は1度だけ
ウヤムヤにしない
指図も受けない
俺は引き下がらない


とてつもなくマッチョな歌詞なんですけど、
トムがサラっと歌うことで、素直に心へ入ってくる。
もう新曲が作られることはありませんが、
まだまだ私は聴いていくと思います。


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トム・ぺティのインタビューで私の好きな言葉。

ロックが、いい子になってどうする。
俺達がいい子になったら誰が反抗するんだ。
いい子じゃダメなんだよ、ロックはな。





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# by frat358 | 2017-10-03 21:07 | | Comments(0)

かく在りたい



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「偽りなき者」  デンマーク映画


北欧の至宝、マッツ・ミケルセン様の代表作。
ずーーーっと見たかった映画です。
何処に行っても見つかりませんでした。
どうやって見つけたと思います?
一番、近い、近所のレンタル屋に在りました(笑)
もちろんその店も探してるんですよ?かなり丹念に。
ふと視線を上にしたら「い」のコーナーで普通にありました;

マッツさんは正面から見ると上唇が薄く見えるんですけど、
ちょっと角度を見上げる形にすると、
下唇よりも、上唇のほうが分厚い事が分かります。
上の唇のほうが分厚い人は愛情深いと聞きますが。


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まあいいや(いいのか)あらすじはですね、
幼稚園児の先生をしている主人公のトーマスは、
親友の娘さんも担任しています。ところが親友の家は
奥さんと上手くいってなくて。トーマスも離婚してますけど。
親友は妻とケンカばっかりしているので、娘は1人で
ポツーンとしてる事が多かった。それでトーマスが
娘ちゃんの話し相手になって、寂しさを埋めてあげたりしてます。

娘には兄ちゃんも居るんですけど思春期に突入してて、
何処から手に入れたのか、エロ本を片手に大興奮しながら
娘ちゃんに成人の性器が写ったエロ本を見せたりして、
ふざけたりしていました。兄ちゃんも思春期に突入した事で
娘ちゃんは更に孤独を深めていき、
自分の唯一の話し相手で理解者でもあるトーマス先生に
恋をしてしまいます。ラブレターを書くのですが、
トーマス先生は軽くあしらってしまいます。
「こういうのは友達の男の子達に書きなさい」と。

よくありますよね?仲良くなった子供から
「私が大人になったら結婚して」とか言われた経験ありません?
分かった!結婚しよう~なんていう大人は、居ないじゃん;
トーマス先生も、やんわりと断るのですが。
娘ちゃんは絶望して、先生に愛憎を抱くようになります。
そして兄に見せてもらったエロ本の件を思い出し、
「トーマス先生にイタズラされた」って嘘を言います。
書くべきか悩みましたけど、この映画の中で重要なのは
嘘か本当かじゃないので、確定でいいです。
実は嘘を言ってないとかじゃなくて、子供が嘘を言ってます。


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北欧の小さな村で、初めて起きた幼児虐待疑惑に
村の人達はパニックを起こし、集団ヒステリーを起こし、
なんの証拠も無いのにトーマス先生を犯罪者と決めつけ、
様々な嫌がらせをしてくるという映画です。


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もうねえ・・・トーマスのようで在りたいですよ。人として。
殴られようが石をぶつけられようが、自分の真実に、忠実に。
寛容さも失わずに堂々と生きたい。かく在りたい。
この映画は田舎の独特な人間関係が狂気に走った場合を撮っています。


・自分の過ちを認めるくらいなら無罪でも有罪にしたい

・漠然とした悪意


この2つが終盤になるほど炸裂していきます。
そしてこの2つは、田舎で起きやすいんです・・・
生まれて初めての衝撃に集団ヒステリーを起こした田舎者達は、
時が過ぎるほど自分達の浅はかさを自覚するのですが、
認めれば自分の名誉が傷つくので、認めようとしません。


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でも彼らは、実際には傷つくほどの名誉なんて無いんです。
じゃあ彼らが過ちを認めないのは何故なのか。劣等感なんです。
劣等感が強い人ほど嫌がらせをする。承認欲求も強い。
マッツさんが演じるトーマスが偽りの無い、美しい人だからこそ
嫌がらせをする人の劣等感を強く反射する。これが気に食わない。
トーマスの生き方を見つめれば見つめるほど自分の醜さを見てしまう。
だからこそトーマスが憎くてたまらない。
恐ろしいくらいに田舎の人間の冷淡さを描写しています。
そして、ちょっと良い意味で意外だったんですけど
田舎の人間の愛情深い姿も、これ以上ないほど撮っていました。

あの場面さえ無ければ人生の5本指に入る映画だったんですけど。
悔やまれる・・・あの描写は要らん;何がって?見れば分かる;


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いやー良かった。見て良かった。邦題も見事。
「偽りなき者」ですよ?
よくこんな邦題思いついたね。えらい。褒める(笑)
おなかいっぱい。しばらく映画は見なくていいわ。










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# by frat358 | 2017-09-26 00:03 | DVDエラー大嫌い | Comments(0)

何曲、知ってる?


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「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス」


主人公のピーターは幼少期に母を病死で亡くし、
父親は行方不明で、挙句には宇宙人に誘拐されて
宇宙海賊になってしまい、自分の運命を呪って卑屈になっても
誰もが納得してしまうほど不幸な人生なんですけど、
とっても陽気な人です。それは多分、彼が
ウォークマンと一緒だったからだと思います。
どんなに孤独でもウォークマンが傍に居てくれて、
ウォークマンによって彼の人格は形成された。
母親が選んでくれた曲をカセットテープで聴きながら、
音楽だけじゃなく、母親とも対話していたのかもしれません。

ピーターのウォークマンから流れてくるのは80年代の曲。
80年代というのは最も音楽がグチャグチャというか、
何でもありで、人気のある曲もジャンルが偏ってなかった時代。
1発屋も凄く多くて、とにかく音楽が元気でした。
元気で前向きな曲だらけの80年代ソングを聴いて育ったピーターは
80年代の音楽みたいな人間になりました。



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続編になった「リミックス」では、
ピーターと同じように苦しい境遇を与えられたことで
真っ暗闇な性格になっているキャラがでてきます。
最近はこういうキャラを「闇堕ちキャラ」と呼ぶそうですが。
日本人の私からするとキカイダーに似てるなーとか思ったり・・・


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予告を見てた印象では、凄くグルート推しな映画かと思いきや、
メインテーマは「家族」になってました。
父親はどんな人だったのか。なぜ宇宙人に誘拐されたのか・・・
ピーターの自分探しが多かったです。


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製作はスパイダーマンやアベンジャーズなどで
大ヒットを続けているマーベルスタジオです。
以前にも書いた事がありますけど、彼らはスポンサー無しで
自分達の予算だけで映画を作っています。
理想の環境と言えますが、これを実現しているのは
ハリウッドだとディズニーピクサーとマーベルだけらしい。

NG集などを見ていても、現場の雰囲気が凄く明るいのが伝わってきて
次から次へとアドリブの台詞が飛び出してるのも印象的でした。
そしてそれを現場の人達がイライラせずに「今のいいね」とか
「オッケー、今の使うね」とか前向きな感想が飛び交っていて、
スポンサーに気を遣わないで映画を作れる環境が、
自分達の感性を信じた映画作りに繋がってるんだなーと。

やっぱ、金か・・・(笑)

昔は税金対策で社員にボーナスとして金をバラ撒く事も多く、
日本の会社も元気だったと聞きますが。今では内部留保して
社員達の給料は下がることがあっても上がる事は無いとか。
そんな環境では後ろ向きになっていって、
面白いアイデアも浮かんでこないよね・・・

今回は「なんたらフェイス」っていうギャグがあるんですけど。
なんだっけ、テイザーフェイスだっけ。あの流れがさ、
笑いを作ってから再び回収しにいく勇気というか。
絶対に面白いから絶対にコレでいくんだっていう確信が
映像からも溢れてるように見えました。


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こんなんでクライマックスは盛り上がるのかな?って
少し不安だった時間帯もあるんですけど、
しっかり盛り上げてくれて、なおかつ今回も泣けて。
笑って泣けるエンタメ映画になってました。
「誰でも見れる映画」って素晴らしい。














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# by frat358 | 2017-09-25 18:39 | | Comments(0)

人は孤独に還る・・・のか?



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ども。死期を悟る時がきたら
もういちどララランドが見たい男、フラです。

山下達郎さんが、ライブで歌う観客を嫌って
迷惑だし、観客の歌を聞きに来てるんじゃないって
ラジオで断言されて、少し話題になってました。
彼にはファンの歌は雑音なんだなと思って
正直、いい気分がしなかったんですけど。
でも、この人もCDが売れない時代になって
彼なりに苦しんでるのかもなーって思い直しました。

彼はテレビに出ることはなく、スタジオワークと
定期的なライブ活動を長くされてる人ですけど、
オーディオ・オタクのイメージが自分にはあって。
90年代までは、それで良かったんですけど
21世紀になってからは感覚が少しズレているというか
上手く時代に向き合えていないという意味で、
プリンスに似た印象も少しあります。
妥協の無い生き方を貫くことが出来ている
幸福な人だとは思うのですが。

「人は群れると、自分の本当を見失う」
これは私の好きなバガボンドという漫画の台詞ですが、
人と溶け込めない生き方が幸福なのかは
ちょっと答えに悩むところです。

生き方そのものが「閉じている」と・・・
時代とズレが生じていくのかもしれません。



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そういえばプロレスもそうだった。
それぞれの選手が妥協を全くしようとせず、
意見が平行線になって分裂、独立を繰り返し
コアなファンしか存在しない業界なのに
10団体も20団体も乱立した結果、倒産しまくった。
日本の団体が増えまくっていた時期に、
アメリカの団体で引退を控えていた選手が
こんな事を言ってました。

「大スポンサーが付いてるから俺は独立できると
安易に考える連中が多すぎるんだ。
こう言っちゃ悪いが、成金なんてのは
いつの時代にも居るんだよ。
しかも今は世界全体が緩やかに不景気になってる。
という事は地力が育ちにくい状態で経営する事になるだろ。
そこに成金の大スポンサーが撤退したらどうなる?
あっという間に失業だよ。だいたい、ファンの財布を
第一に考えない経営なんて、上手くいく訳ないんだ。
10団体も見に行ける訳ないし、複数の団体が
同じ日に興行を打ったらファンが苦しむだろ。
夢も結構だが誰のおかげで好きな事が出来てるのか
日本のプロレス経営は考えたほうがいいぞ」

その後は格闘技ブームやリーマンショックなど
不景気や時代の流れが次々とプロレスを直撃。
まるで彼は予言者だったなと思うに至りました。

この予言をしたプロレスラーの団体も
リーマンショック後は非常に苦しみましたが
貯めこんでいた資金を使いながら地道にイベント活動を続けて、
新世代のスター選手が登場すると厳しい時期を乗り越えました。
乗り越えた頃、ライバル団体は全て倒産してました;

閉じるのもいいけど、閉じる前にする事があったり、
閉じていても「見ていなければ」いけないんだなと
少し思った台風の夜でした。


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幼少期から、あまりにも色んな音楽を聴いていると、
じゃあ、自分が表現したい音楽は何なの?って分からなくなり、
自己分析も兼ねて、聖歌隊に居た頃の楽譜を探し、
演奏して気持ちよく思えるかどうか試した事もあって。

分かってるようで分かってない自分の事を
詳しく知れそうなチャンスがあると、ついやってしまいます。

そんな私が先日出会ったのは右脳、左脳テスト。
自分が左脳派か右脳派かを診断してくれるやつで
かなり前に流行ったなあ~という気持ちでしたけど。
心理学者が問題を作ったらしくて結構本格的だったので
真剣にトライしてみました。以下が結果です。




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若干、左脳でした。
実は若い頃に診断した時も「左脳派」だった。
でもイメージとか空想力が突き抜けて高くて、
右脳派なのか左脳派なのか、判断に迷う感じでした。

今回のコレは、上に書いてあるものほど
脳に強く反映されているようなので、
それを踏まえて見てみると・・・


私って本能的な人間なんですね。


左脳のほうは要約力が一番上に来てます。
つまり、本能を要約するのが得意って事なのかな。
左脳の2番目の項目には「論理的」が挙がってますが。
という事は本能的で論理的ってこと?矛盾してる気が・・・

あれ?

「つまり」とか、「という事は」とか・・・
この言葉、確かに私は、よく使うよね・・・・・
確かに要約したがるクセがあるのかもしれない。



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でも凄いショックで凄い思い当たるのは
「感情的」が一番下にある事です。

私と付き合いがある友人は、
売られたケンカは買うっていうスタイルが多いんです。
でも私は売られたケンカを買った事が無いです。
脅されても殴られても蹴られても反撃した事がない(笑)

自分の中に明確な怒る理由が在って、それによって
感情を爆発させる事はあります。でも相手が怒ってるのに
自分は怒っていない、というのは本当によくあって。

そういえば友人のQくんに腹を殴られた時も
背中にエルボーされた時も反撃しなかったな・・・
これだけ書くとQくんが悪い人みたいになりますが、
私もQくんに理由無くジャーマン・スープレックスした事があるので。
どっちもどっちですので;彼を非難しないでね。
お互い死ななくて良かったです。

M君が巨大な石を投げてきて前歯が脱臼した時も
反撃しませんでしたね。でもあれはM君が悪いですね。
私が死ななくて良かったです。



「本能を形にするアーティスト」と名乗りたいが、

「要約したがる感情の無い男」とも言える。


事実は存在しない。在るのは解釈だけである。ニーチェ。



という訳で、今日はスープレックス・マシーンの異名で呼ばれた
ゲイリー・オブライトのジャーマンを見ながらお別れです。
またいつか。









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# by frat358 | 2017-09-22 15:01 | 熊本ハーフ | Comments(0)

台風が過ぎるのを待つ間。









不思議な映像がアップされてたので夢中になって見ました。
初来日前のロード・ウォリアーズの宣伝用番組と思われます。

当時の面白い動画が見れるのもyoutubeの良さだなと思います。
放送権利がどうのって話は勿論あるし無視して良い事じゃないけど
80年代のロード・ウォリアーズの映像を
2017年のテレビで放送してくれと日テレに頼んでも
OKしてくれる訳ないですからね;てゆうかもう廃棄しちゃって
テレビ局には映像が残ってないと思うし。








<大人になってから知った事>

ロード・ウォリアーズは映画マッドマックスが元ネタというか、
こういうのが流行ってるから似たようなキャラを
プロレスでも出そう~というのが発案だったこと。
北斗の拳もマッドマックスが要因で始まった漫画なので
色んなメディアに影響を与えた映画なんだなと改めて思います。

立派な体で真面目にトレーニングしていた若い2人をスカウトし、
マッドマックスのような服装を与えてみたのですが
1つだけ問題があったそうです。それは・・・


2人とも、笑顔が可愛い過ぎた。


これを問題視して
髪型はアニマルがモヒカン、ホークは逆モヒカンにしたそうです。


「笑うと可愛いロード・ウォリアーズ」


・・・これだと確かに売りずらいので、分かる気もする。


その後、ウォリアーズの2人は
マネージャーのポールによる発案なのか
2人の詳細なキャラ設定が完成していきます。


シカゴのスラム街で
ネズミを食って生活してたホークとアニマルを
マネージャーのポールがスカウトし、2人を科学で改造し、
核ミサイルにも耐える人造人間にした。


・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

マネージャーのポールがキャラ設定という点で
非常に貢献したのは間違いないようで、
2人は本来とてもマジメなので、ポールが付いてないと
趣味を聞かれても「トレーニングです」とか
「昆虫採集です」とか素で答えてた時期もあるらしく、
そうするとポールが耳打ちして、
「違う!殺人記事のコレクションだと言え!」とか
2人に指示を与えていたそうです。


マネージャーのポールさんは、どうしてるんでしょうね。
ある意味では彼の発想と、それを具現化した2人によって
子供の頃の私は夢中になっていたとも言えますし。

実はポールさんにもキャラ設定があって、
父が男で母も男の家に生まれたけど(両親がホモだったと)
何故か生命の神秘で生まれてきたそうです;
8歳でNASAに雇われて、資産が10億ドル。
これが事実ならポールさんの現在を
心配しなくても良いのですけど。まあ、そんな訳ないので・・・


試合映像の際のナレーションも凄いです。
ウォリアーズ名物のリフトアップしている場面で




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「人間が本来もっている、優しさが無い!!!」



酷い言われ様です。
いま見ると、いかに2人が優しいか分かりますよね;
ちゃんと受け身が取れるように投げてる。
おかげで技を受ける方は出川哲郎さんのように
大袈裟なリアクションが可能になっています。
本当に痛かったら動けないからね;
いまになって冷静に考えると、投げられている相手よりも
抱えあげてから投げるウォリアーズのほうが肉体的にキツイ。
てゆうか「優しさがない」という意味では
スティーブ・ウィリアムスの殺人バックドロップとか
角度を変えて垂直に落とす時がある川田利明のパワーボムとか
相手が立ち上がれなくなるまで投げまくる秋山準の
連発エクスプロイダーのほうが、よっぽど優しさが無いのですが。
当時の全日本の危険技は、ほんっとに酷いよね・・・



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冒頭のタバスコ一気飲みも本当はイヤなんだろうけど
きっとみんな喜んでくれると思って
頑張って飲んだんだろうなーとか、色々と切なくなります;
タバスコだけガブガブ飲んでも美味しい訳ないし・・・



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「汗が吹き出してくる前に、3人は店を出た!!」


こんなナレーションを入れたら怒られるだろうか。
ここまでやるなら、気管支にタバスコが入って
ムセる場面も見てみたい。それでも平気か知りたい。無理か。



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この場面は・・・クルマを盗むのかと思ったら
クルマの持ち主も一緒に乗るのが面白いですね(笑)
てゆう事は、ただのヒッチハイクじゃないか。
優しいんだか免許が無いんだか不明ですが・・・



私はロード・ウォリアーズが大好きでしたけど
レスリング自体は・・・上手じゃ無かったですよね。
でも自己プロデュースが非常に上手だった。
試合前も、試合中も、試合後も。本物のプロだった。
それを可能にしたのはマネージャーだったポールさんの発想力と、
忠実に具現化しようと努めたホークとアニマルの生真面目さ。



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ちょっと感心したのが、この場面。
こんな暑苦しい場面でも、マネージャーの顔が
ちゃんとカメラに入るように2人は立ち位置を工夫してる。
ポールの指示なのか、2人が気を遣ったのか。真偽不明ですけど。

俺が最強なんだよとか吼えるレスラーは今も居ますが、
ウォリアーズのように全ての意味でプロとして立ち回れる人は
全く居ないと思います。演じる側が最強を表現できなくなってる。

リフトアップ、パワースラム、ラリアート、パンチ。
2人は自分が出来る事だけしか、しなかった。
その為に試合時間が短くなったけど、
出来る事だけを完璧にこなしたので
強いから短時間で見えるように演出する事が出来た。

私はアニマルのパワースラムが大好きでした。
アニマル・ウォリアーのパワースラムは相手への痛みよりも、
技の衝撃でマットが大きい音を出す事を
何よりも優先していたように見えます。



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自分が凄く憶えているのは東京ドームでの試合で、
ホーガン相手に場外乱闘をしていたホーク・ウォリアーが
かなり、とてつもなく流血をしたんです。
ご存知とは思いますが、プロレスでの流血は
レフェリーに額を切ってもらうか、
本人がカッターナイフの先端などを隠し持って
うずくまっている時などに自分で額を切ります。
これをプロレスの世界では「ジュース」と言います。
意図せずに流血してしまった場合は「生ジュース」と言うそうです。
ホーガンが派手に椅子で殴るし、ホークの流血量が激しいので
生ジュースなんじゃないかと心配になりましたけど

勝利したホーク・ウォリアーはダラダラと流れてくる自分の血を
ちょっと恥ずかしそうに拭いながら去っていきました。
今になって映像で見てみると、切りすぎたんだろうな・・・って。
真面目な性格が招いてしまった事故だったのかもしれません。





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# by frat358 | 2017-09-16 04:40 | プロレスラー列伝 | Comments(0)

噂のとおり、ヤバかった。(ネタバレ追記あり)



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「ラ・ラ・ランド」

人生の10本に入るくらいの映画でしたけど
3枚組デラックスエディション購入したいけど
二度と、見ません(笑)
もぉ~~~~~~~~~~~痛い痛い痛い。
私には痛すぎる。つらい。苦しい(笑)
もうイヤだ・・・絶対、二度と見ない。
サントラは1000回くらい聴こうかな。

有名人達のコメントも、いま考えてみると
当たり障りの無い事を言ってたんだなーって分かった。


<夢を追う全ての人に見て欲しい(某著名人)>

違う。そんな映画じゃない。断固として違う。

<全ての恋人たちに見て欲しい映画(某ミュージシャン)>

・・・・・・お前は何を言ってるんだ?



<夢を追う人の急所を殴ってくる映画(frat358さん)>

↑こちらが、私からの1文となります。


セブは、信じてくれる人に出会えれば
人生が変わる事を知ってるんですよ。
だからこそ、強引だったんだと思います。

見てない人には全然分からない事を書いてますね。
すみません・・・・・・


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見る前に想像していたよりは残酷な物語じゃなかったです。
そこは意外でした。結末も意外というか・・・まあ・・・
なるほどねって思いましたけど。驚く人が多かったようで。

そんなねえ・・・「打ちのめされた」とか
「もう立ち直れない」とか、そんな感想になる映画じゃないよ;
言ってた人達は、恐らくジョークで言ってたんでしょうね。


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監督のデイミアン・チャゼルさんは・・・
まだ32歳という若さなんですが
デビュー作の「セッション」は大ヒットしたし、
監督としては2作目になった「ラ・ラ・ランド」では
アカデミー監督賞を取ったという。私が知ってる限りでは
この若さでこれだけ評価されてる監督は
ちょっと見た事が無いほどなんですけど。

見終わってから大絶賛の記事も大批判の記事も沢山読んだのですが。
意外と監督を考察する人が少ないので、ちょっと書かせてもらうと。
この人はね・・・本当はミュージシャンになりたかったんです。
音楽家になれなくて、諦めて、映画に進んだ人で。
そこから飛ぶ鳥を落とす勢いで大成功を続けてるんです。
この経験というか、挫折からの飛躍、という彼の人生が
ラ・ラ・ランドにも活かされているように思えました。



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チャゼル監督の性格はね、ちょっと根に持つタイプだと思います。
激情の人・・・・まではいかないけどね。
でもララランドが作品賞を逃したでしょ?アカデミー賞で。
スタッフ全員が揃ってスピーチをしてる時に
実は「ムーンライト」が受賞ですって、なったじゃん?
ヒロイン役のエマ・ストーンは気持ちを切り替えて
ぐに笑顔で拍手を送ってましたけど、チャゼル監督はね、
すっげえ怒ってたんですよ;声かけられないレベルで。
受賞スピーチでも今の奥さんを称える事はしましたが、
売れなかった頃に生活を支えてくれた元奥さんの事は
まったく触れませんでした。
こういった点から、まだ若いな・・・と思っているのですが。
成功するのが早すぎると、人って若干、歪んでしまうのかな。
体育会系のノリっぽいところもありますよね。
性格が台詞に出てると思います。
チャゼル監督の師匠は「セッション」の鬼教師のモデルになったほど
厳しい人だったらしいので、それも影響してるのかな。

ひょっとしたら、もっと映画の勉強をしていったら
つまらない映画を作る監督になっちゃうかも。
劣等感とか、ちきしょうとか、本当にこれでよかったのか、とか。
そういった答えの無い答えを抱えている人だからこそ
尖っていて野心的な映画を作れるのかもしれません。
ある評論家が、こんな事を言ってました。
「チャゼル監督は映画でジャズに復讐している」と。
ひょっとしたら「復讐」という言葉が最も適しているほど
チャゼル監督の内面には闇があるのかもしれません。

映画でのセブの立ち位置というか、頑固だけど○○していく人生は
チャゼル監督と似てると思ったんです。そして、それに対する答えを
自分もハッキリと持てないままなので、ツッコミしてくる人とは衝突する。
衝突する事が正しいのかさえ自分でも分からないから、
傷つけてしまった人には謝ってしまう。この辺りの内面描写は
とても見事だったと思います。でもそれが可能だったのは
やっぱりチャゼル監督の人生経験じゃないかな、と思う。




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「撮る技術」というのは
私は素人レベルでしか分かりませんけど、
1日の中で一瞬しかない空の色とか、ありますよね。
夕方と夜の、ギリギリ一歩手前の色とか。
夜明け前で太陽が昇る直前だけに見える空の明るさとか。
そういうのを逃さずに撮影しているそうで、
チャゼル監督が今回の作品で捉えた映像的な美しさは
技術的な面で詳しい人達も、非常に驚いたそうです。

確かにちょっと信じがたいような、見た事も無いような
色合いというか。大きなスクリーンで見たら
きっと気持ちよかったろうなあ・・・
でもこんな物語を映画館で見たら立ち上がれなくなるので
レンタル開始を待ってよかったよ・・・



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「いつの時代を撮ってるのか分からない」というツッコミもありましたが
そんなん・・・・・ワザとに決まってるじゃないか;
60年代かと思えばポップソングが鳴り響き、
80年代かと思えば携帯電話が鳴って中国人のスポンサーと話す。
え?え?って見てる人に思わせるようにしてありました。
しかも雑ではなく、丁寧に・・・それはもちろん
いつの時代も夢を追う人は不変であると。直面する事も
同じなんだよっていうメッセージなのかなと私は思った。





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1週間レンタルを選んだのは失敗だったな・・・
サントラだけなら何度でも聴きたいけど。
映画を見て元気になろうと思ったのに。はあ。












================ここから下は見た人だけ=================






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ネタバレなしで書きすぎて抽象的になり過ぎた部分もあるので、
ここからは少し踏み込んで書こうと思います。
私の心に激痛が走ったのは、ラストだけじゃありません。
というか、ラストは納得してます。なぜ納得してるのかも含めて書きますね。

もっかい同じこと書きますが。
この映画、いつの時代か分からないようになってるでしょ?
なんでだと思います?例えばジャズ。ジャズという音楽が
時代の中で、どうなったか皆さん知ってますか?ロックンロールに淘汰されたんです。
そしてロックンロールもシンセサイザーという楽器が登場した時に、
ディスコミュージックに淘汰された。そしてディスコミュージックは
ハードロックに淘汰されて、ハードロックはグランジに淘汰されました。

つまりね、全ての時代にセブのようなミュージシャンが居たんです。
ジャズで成功できなかったジャズミュージシャンは
ロックンロールで成功し、ロックンロールで成功できなかった人は
ディスコミュージックで成功した。ハードロックで成功できなくて
グランジが流行ってから成功したミュージシャンも沢山知ってます。
彼らは、好きな世界に居ながらも本当に好きな事で成功できなかった人達。
セブは、そういった人達を象徴する役だったと思います。



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ジャズで成功した人はロックンロールに鞍替えせず、酒を浴びるほど飲んで
死んでしまったり、グランジに興味を持てなかったハードロッカー達は
ジャンルそのものを変えて生き残りを賭けたり、女遊びとクスリ遊びの果てに
HIVに感染して死んでいったりしました。

セブが不純だった訳じゃない。時代が選択を迫ってくるんです。
妥協という言葉を使うべきかは悩みますけど。
もうこれが、心が引き裂かれるくらいに、見てて痛かったです。
セブがシンセサイザーでa-haを弾いてる姿は爆笑しましたけど
はっ!と意味が分かった瞬間、画面を見てられないくらいに痛かった。

a-haを演奏するセブを見ながら、ミアはふざけて踊ったりしてましたけど、
セブにとっては、これ以上ないほど屈辱だったと思います。
だからこそケンカになった時、あんなこと言っちゃったんだろうなと。
それに対するミアの返答が「冗談でしょ?」っていうのが
これまた皮肉というか・・・計算して映画を組み立ててるというか。


最近、問題作と呼ばれた曲を、よく聴いてたところなんですよ。
ヘビーメタルの代表格バンドが、ディスコが流行ってた頃に作った曲とか、
KISSが作ったディスコ調の曲とか。
福山雅治さんもお客さんゼロのライブを経験して変わっていった。
浜崎あゆみさんもデビュー前は
違うジャンルをやりたかったという話を聞いた事がある。
ダスティン・ホフマンやジョニー・デップが
本当はミュージシャンになりたかったのも有名な話です。

一本の道を真っ直ぐに歩くのが一番、美しいです。
ミアは酷い目に遭ってましたけど、真っ直ぐでした。
そして真っ直ぐなままで成功してしまいます。
だからこそチャゼル監督は、ミアとセブを結婚させなかったんだろうなと。
音楽で挫折して映画で成功したチャゼル監督は
絶対に2人を結婚させない。それだけは、させない(笑)
そして妥協を決断して成功したミュージシャン達を
チャゼル監督は恐らく、愛してるんだと思います。
一本の道を真っ直ぐに歩くのが一番、美しい。
でも人生というのは、そこまで美しく生きられるほど単純ではない。
少なくとも大勢の人は、そうではない。
チャゼル監督の人生も、真っ直ぐではなかった。


夢を追う人を追った映画としては珍しく、男女ともに成功する話なんですけど
2人を結婚させない物語にしているのは、
そういった理由があるんじゃないかなと私は見ていて思いました。
でも真っ直ぐに生きる人の痛みも、映画は強烈に描写しています。
楽屋で悪口を聞いてしまうミアとか、「もう痛いのはイヤだ」とか。
お互いの人生を大切に進行する事で、どちらの生き方も
否定していないのは、良い点だと思います。結婚はさせないけどね;



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全体的に「ミアが悪い」みたいな視点の感想だなーと思われるかもしれませんが、
そうですよ、悪いのはミアです(真顔)・・・でも正確にはミアが悪いんじゃなくて
チャゼル監督は相変わらず女性視点というか、女性の内面描写が苦手なんだなーと。
前作の「セッション」でも彼女が悪いみたいになってたじゃん?
そして前作でも女性との会話シーンだけが粗い、分かってない、
ぬるいと評す人が多かった。女性心理の洞察が苦手だから、
結果としてミアが悪いみたいになっちゃうんですよ。
この点は脚本家としての、チャゼルの課題でした。
今回は男女が最初から最後まで出てくるにも関わらず、
大事な部分は「5年後」という時間経過で避けているようにも感じます。
苦手なテーマは避けたのかもしれん。出来ないことはしないっていうのは
ある意味では正解かもしれませんけど。
そう考えるとアカデミー作品賞を取れなかったのも
長い目で見れば宿題を貰えて良かったのかもしれない。
こんなね、「5年後」なんていう荒技を、
俺が何度も何度も許すと思うなよ?(笑)今度やったら叩くからな・・・

セブにとってミアは夢を追う戦士であり、最愛の人です。
この点は、完全には昇華できてないと思います。
戦士としては描けてます。でも最愛の部分が描ききれてない。
絶対に無いですけど、もしもチャゼル監督が30年後に
もう一度この映画を撮るとしたら、セブとミアは結婚するかもしれません。
そんな気もします。







ちょっと個人的にゾッとしたのは、セブのバンドが演奏してた曲。
スティングっぽかったと思いませんか?スティングもジャズが好きなのに
パンクロック調のバンドをしたり、ソロになってからは
ジャズ風の音楽を現代的にアレンジして大成功した人ですよね。
そしてジャズミュージシャンの友達が沢山居る人です。
お前らの好きなスティングも、俺達の仲間だぞってチャゼルが言ってるように見えて
やっぱりこの人は、恐ろしい事をする監督だなーって思った;


セブは最終的に原点と言える夢も実現し、なおかつ大成功しますが
一番最初に自分を信じてくれた人とは一緒になれませんでした。
これ以上ないほどミジメだった時に
「あなたの演奏、とても好き」と言ってくれる、いや言ってくれるハズだった人と
一緒になる事は出来なかった。これはチャゼル監督の前妻との話なんじゃないかと
勝手に勘ぐってしまいました。さすがにそれは考え過ぎかな。
でも表現者というのは自分が知っている事を芸術にする事で成功します。



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だからこそ、私にはあまりにも痛い、痛い映画でした。
題材が至近距離すぎて見てられないというか。
生活を安定させたくて、
ミアと結婚したくて現代的なバンドに入って、
生まれて初めて認められた事で、これで良かったんだと思ってたら
ミアが寂しいとか最初の夢はどうしたの?とかツッコミしてきて
思わずキレてしまったセブ・・・そしてミアとの将来だけは
手に入らなかった、セブの痛み・・・痛い・・・痛くて死にそうだ・・・
二度と見るものか(笑)

しかも最後の、ミアの心を掴んだ曲を聴いた旦那さんが
「まだ聞く?」って、まったく心を動かされなかったのが、いいですね。
感性を共有できない人と結婚してるのが、これまた痛いというか。
相変わらずサラっと残酷な描写を入れてくる。さすがだ。
いや、もうこれ以上痛いのはやめてくれorz

でも改めて、この監督は格別に好きだなーと思いました。















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# by frat358 | 2017-09-12 00:50 | DVDエラー大嫌い | Comments(0)

モンスターハリケーンとか。




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クイーンの自伝映画がもうすぐ完成する・・・のかな?
画像に映っているのはフレディーじゃありません。フレディーを演じている
ラミ・マレックという役者さんです。信じがたいほど似てますね。
顔が似てるってのは、よく見かけましたけど体型まで似てるのは初めて見た。
さすがに歌声までは似てないと思いますが、音楽の場合は口パクとか
指を撮影しない事で対処できます。これがボクサーとかサッカー選手になると
顔が似てても同じようにはプレーを出来ないので大変です。
マラドーナの自伝映画も5人抜きドリブルを演技者が再現するか
本人の映像に切り替えるかで揉めたっていう話を聞くし。
ともかくクイーンの自伝映画は良い出来になる可能性が高そうです。
プライベートを語ること、見せる事をあまりしなかったフレディーですが
この映画で踏み込んでいくのかは不明です。
フレディーは自分の事を話したがらない人でした。
自分の事を話すフレディーを1度も見た事がない。
正確には1度だけあります。もう本当に、余命が少ししかない時に
インタビューで自分の事を話してくれた事がある。
「僕がこういう事を話すのは滅多にないよ」と言って笑ってた。
懐かしいなあ・・・会った事なんて無いけど。



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ハリケーンの名前が「イルマ」なので親しみを込めて見てましたが、
あまりにも凄いのでモンスター・ハリケーンと呼ばれてるようです。
同時に発生している「カティア」と「ホセ」も大きな台風ですけど
イルマの大きさは桁外れに見えます。


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イルマが通った後の港・・・
子供が適当に片付けたオモチャ箱みたいになってる;


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カリブでは人間が住めないように状況になってしまいました。
アメリカでも最大規模の避難命令が出ているようです。


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ところで・・・おかしくありませんか?アメリカのハリケーンって
女性の名前を付けるのが有名だったのに、今回は「ホセ」なんていう名前です。
イルマという名前の女性は居るのかもしれないけど、ホセっていう女性は居ないですよね。
男性の名前も付けるように変えたのでしょうか。面白いけど日本じゃ不可能ですよね。
台風にハリケーンセツ子とかハリケーン明美とかって名前を付けたら
全国のセツ子さんと明美さんが困ってしまいます。憶えやすいけど問題になる。
イルマの勢力は最大規模を維持しながらマイアミに接近中。
毎年、規格外の天災が起きてる気がします。
何が原因なのかは分かりませんが、恐ろしい時代になりました。



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ちなみにこの画像は水爆がアメリカに落ちた訳じゃありません。
ゲリラ豪雨です。爆弾が落ちてるようにしか見えませんね。



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知り合った子供がジェットコースターに乗るのが怖いと言うので、
色々と話しながら恐怖を緩和しようとしてたら、
あれ・・・待てよ・・・俺も最初、怖かったよな・・・
小学生の頃、どうしても乗りたくなくて強く断ったら
友達が「あんだよ」みたいな感じで去っていって・・・
その背中を未だに憶えている;

なんか腰抜け呼ばわりされるのがイヤで
オバケ屋敷には入ったんですよ。めっちゃ怖かったよ。
昔のオバケ屋敷は今と法律が違うのか真っ暗でさ。
何も見えない中で、突然にオバケ模型が「ぎゃー」とか
「ぎょえー」とか叫んで出てくるのよ。こええのなんのって・・・

しかも昔だからか、人間も最後に待っててさ。
井戸から出てくるのよ。うらめしや~とかじゃなくて
ブワッ!!と出てくるの。毎回出てくる訳ではなく、
人を選んで、たまーーに出てくる感じでさ。
今だったらクレームが殺到してしまうだろうね;
場所は何処だったかな、後楽園だったかな・・・
小学校5年くらいの時に、ようやく私は覚悟を決めて
これに乗ったんだよ・・・



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フライング・パイレーツ


忘れもしない。未だに一番高い場所から見た、
真っ逆さまの地上を覚えてる。緑の床だった(笑)
店員の服まで憶えてます。よっぽど衝撃だったんでしょうね。
ほんとにこれは、合法的に人を殺す装置なんじゃないかと
何度も落ちながら思った。


でもそれが終わると、洗礼の儀式が終わったかのように
ジェットコースターを全て制覇し、
ロックンロールとかいう、乗り物がゴロゴロ回って
腹が立つだけの意味不明なアトラクションに乗ったり
ぶつかると本気で痛いバギーレースも経験し、
もう怖いものは無いなと思ったが・・・最後に待っていた。



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フライング・カーペット


これ考えた人、頭おかしいと思います。
ずっと冷静だった私ですが、棒に捕まったままで
目も開けられずに泣きそうになりました;
もう勘弁してくれって何度も思ってんのに
何度も、何度も、ビュイーン・・・ビュイーン・・・
しかもなんか、真ん中に置いてあるアラビア人の人形が
陽気な顔で、すっげえムカつくんだよ(笑)
終わった時には放心状態になって、
降りる時は足が、ガクガクでしたね・・・




私は中学生になると、デートで遊園地にも行ってますから
小学生の頃に鍛えておいて良かったなーとは思います。
女の子が居るのに「いやだ!怖い!乗らない!」なんて
どの顔で言えますか・・・言えませんよ。
そもそも女の子の狙いはジェットコースターじゃありません。
彼氏との、一線を越えた密着状態を狙ってるんです。
手を握るとか、抱きつくとかね。それをアンタ、
男のほうが「怖い!いやだ!」なんて言えますかまったく。







スピードに慣れてしまった私は覚醒していき、
現在では高速道路で




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こんな感じの精神状態で運転するようになりました。



慣れるって怖いですね。









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# by frat358 | 2017-09-10 03:19 | 熊本ハーフ | Comments(0)


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