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スライディング・ヘディングシュート2


3000坪の冒険と、時々音楽すごく映画。たまにサッカー
by frat358
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あんまり知られてない映画

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ちょっと驚きましたけど
私は武装警察じゃありません。

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「トップを狙え」
タイトルは「エースを狙え」のパクリらしい。
ストーリーも色んなトコからパクって、
オリジナルな部分が思いついたら
元ネタと思える作品を探してきて、
それに合わせてまで「パクる」にこだわった。

恥ずかしいタイトルと、恥ずかしい表紙。。。
それに耐えて買ってくれる人だけを
感動させるぞと作られた、超ヒネクレ・アニメ作品。

光の速さに近ずけば近ずくほど
「時間」というのはズレていきます。
例えば誰かが宇宙船に乗り、光速で移動したら
地球に住んでいる人達との時間はどんどんズレていきます。
自分にとっての1日が、地球の時間では10年経過とか。
浦島太郎と同じ現象が起きてしまうと考えられていて、
それを世界設定の軸にしています。

ラストシーンは
(10年以上前の作品ですが、ネタバレ注意です。)




地球を守る為に光速で移動し過ぎた主人公が
1万年後の地球に帰ってきます。
もう誰もが自分の事を忘れていると思いきや、
地球から「オカエリナサイ」と街の光が灯ります。
物語はそこで終わるのですが、
この「オカエリナサイ」という文字。
「イ」が反対文字になっているんです。

BS夜話という番組で、
その理由を知る事が出来ました。
例えば外国人と接するときに、
相手がコチラの文化を理解しようとして
妙にお辞儀を連発したりすると
ちょっと違うんだけどなーと思いつつも
相手の気持ちに嬉しくなったりします。
それと同じ事をラストシーンに
入れたかったんだそうです。

つまり、1万年後の地球には
もう地球人が居ないかもしれない。
日本語というのも存在しない可能性がある。
1万年後の地球に住んでいる人達が
宇宙で頑張った人に感謝を伝えたいとしたら
多少、不器用な形になるのではないか。
それが「オカエリナサイ」の
「イ」が反対になっている理由。

子供の頃に海外で、
不器用な愛情を山ほど貰った私は
製作者の気持ちが凄く分かって
いまさら感動したのでした。

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コチラは海外で製作され、
高い評価を得た女子プロのドキュメントです。
日本の女子プロレスは海外と違って
男子と同じようなタフ試合が主流です。
怪我は耐えないですし、死亡した人も居ます。
日本にしかないジャンルと言えなくもないです。
黒字経営を続けた女子団体の
新人育成を追ったドキュメントになってるのですが。

この映画の中で、新人がドロップキックを受けて
顔面から出血するシーンがあります。
公開当時は、その場面が良い意味で衝撃を与えたのですが。
これを最近になって初めて見た自分の印象は、
正直言って良くなかったです。
どう見ても、狙って顔面を蹴ってるように見えました。
それでも新人は喰らい付いていくんですけど
これはプロレスじゃないと思いました。

アントニオ猪木が現役だった頃に
何でもアリなのがプロレスだと思わせることで
リング上に緊張感を与える方法が受けたんですけど、
本当に何でもありだった訳じゃありません。
そのように「見せていた」だけです。
人間の体には鍛えられない部分が沢山あって、
そこを狙わないというのは暗黙のルールです。
あえてそこを狙う事で客を沸かせる方法はありますが
全力で急所を狙ってる訳じゃありません。
そんな事を本気でやっていたら、
レスラー全員が青タンだらけになります。
オデコを切って流血する事はあっても
腹を深々と刺して内臓が出るのはNGなのと同じように、
目とか、鼻とか、クチなどを思いっきり蹴るのは
どう考えても納得いかないんですよ。
レスラーは観客を満足させるのが仕事だと思うけど
その過程で対戦相手を破壊する人が
優れたレスラーだと自分には思えないし、
そういった行為を育成に組む姿勢は
やっぱり納得できない。

ドロップキックを顔面に受けた新人は
団体の1期生が育てようとした選手で、
プロになるんですけど、あっという間に引退しました。
作品中に出てくる新人も次々と辞めていきます。
どうして辞めたのかは分からないですし、
黒字だったのに解散した理由も詳しくは分かりません。
ただ、ガイアは1期生以降は
主力になれる選手が全く育ちませんでした。
新人の顔面に蹴りを入れて血まみれにする映像を見て
間違った解釈をしてるかもしれないけど
初めてこの団体のやり方に疑問を感じたのでした。



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これはオマケ。
前回よりは的を絞っているので
見てて疲れませんでした。
映画オンリーの世界観は賛否両論ありそうですが
とりあえず、良しとしましょう。
カラスのシーンは上手かったと思うぜ。うん。
強化ゾンビも原点回帰っぽくて好きだ。

ただ・・・どうしても納得できない事がある。
ゲームに登場するキャラが映画にも出てきますが
恐ろしいくらいに、似てないんです;


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特に、妙に老けて見えるカルロスと


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アルバート・ウェスカー・・・
この2人が、どうしても許せません;
特にウェスカーは最も人気のある悪役だし、
落ち着いた物腰と感情が読み取れない不気味さ、
ビシっと決まったリーゼント風の髪型!
この3つは欠かせないでしょ・・・
でも、この映画に出てくる偽ウェスカーは
「昨日、染めてみました」みたいな金髪に
頭が3等分されたような不自然オールバック:
そして、妙に周囲を気にする(笑)
ソワソワした話し方は、普通の人間そのもの。
ウェスカーって人間じゃないのに・・・



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もう1回、見てください。ウェスカーです。


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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


万が一、バイオ4を製作する気があるなら
せめて痩せてください。
この画像よりも、映像ではふっくらしてます。
人間味溢れるウェスカーも悲しいです。

最後に・・・
「東京メトロ・座頭一ステーション」って何処だよ;
俺はそういう遊び、見逃さないぜ・・・
by frat358 | 2008-03-21 22:53
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