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94年のワールドカップで バッジオが外したPKは、あまりにも有名ですけど 個人的に、彼の失敗よりもショックだったのは バレージがPKを外した事です。 当時はバレージが、どれだけ偉大な選手なのかを サッパリ知らなかったし、バッジオに関しても 私は知識不足だったんですが。 それでもグループリーグ初戦で怪我をして 決勝で復帰したバレージのPK失敗と、 ここまでアズーリに勝利を呼び込んできた バッジオという選手のPK失敗は印象深かった。 なんて恐ろしいスポーツなんだろうと(笑) 負けるにしたって、これは悲しすぎると。 まあ、バッジオが外す以前に ほぼ勝敗は決まってたと思います。 バレージどころか、もう1人外してるし。 マッサーロだっけ。なんでバッジオの失敗だけが 執拗に語られるのか理解不能です。 それだけ「絵になる男」だったからか? いまビデオで見てみると タファレルに慰められるバレージも 喜ぶセレソンの背後で 座り込むバッジオも、美しいとさえ感じる。 あれから12年。アズーリが決勝に挑みます。 あの時、倒れるまで戦ったメンバーは もう誰も残っていません。 12年。 放火されてもサッカーを愛し続けたバッジオ。 働きまくって、最後はPKを外したディビアッジオ。 仲間にキャプテンマークを託したマルディーニ。 彼らの思いもベルリンにあるハズです。 願わくば、一度でいいからイタリアの優勝を見たい。 イタリアが生んだ最高傑作達の勝利を祈ります。
by frat358
| 2006-07-06 18:00
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