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このドラマでは信繁と呼ばれる事が多かったので、 真田幸村と呼ぶ人が減るかもしれませんけど。 私にとって「名前」というのは、 その人が最後に名乗っていたのが名前だと思ってます。 特に戦国武将の場合は名前が変わる人が多いですけど 仏門に入ったり家督を継いだり、大切な理由があって 名前を変えていく武将が大半です。 人生って生きるほどに成長するものだと思うので 最後に辿り着いた名前で呼んであげたいと思ってます。 という訳で、ずっと自分の場合は幸村と呼び続けるし 武田晴信は武田信玄と呼ぶし、 長尾景虎は上杉謙信と呼びます。 私も今は「フラ」って名乗っていますけど いずれは「ゴンザレス」とか「ぺペロンチーノ」とか 名前を変えるするかもしれませんね。 その場合はフラと呼ばすに、そのように呼んでください。 でも人間って最終的には位牌になって改名しますから そっちが最後の名前かもしれませんけど。 史実を勉強した上で、創作や演出を取り入れながら 魅力的に描写するのが大切だと思います。 幸村が家康の陣に単独で突撃し、 家康も周囲を押しのけて対峙するのは 完全に創作だとは思いますけど・・・ この場面が最終回で1番カッコよかった(笑) なんだか、演劇を見てるようでしたね。 互いが生き方をぶつけ合うような・・・ 2人は真逆の人間だったのでしょうか。 家康は、幸村が背負っていないものを 沢山背負っていて、幸村は家康が背負ってないものを 山のように抱えて突撃してくる。そんな風にも見えた。 どちらも人間らしいと思いました。 イケイケの徳川家康と、耐え忍ぶ幸村を見てきたので 突撃してくる幸村に家康が逃げ出す場面を ずっと楽しみに待っていましたが。 「もういいー、死なせてくれー」って 家康が叫ぶのを実際に見る時が来てみると なんか・・・可愛く思えました。 本当は心の何処かで、そろそろ死なせろよって 思ってるんだろうなと。でも後継者の息子が頼りないし 本多忠勝の息子も毛利勝永に殺されるし 本多正信の息子も父親ほど役に立たないし 井伊直政の息子は真田丸にボコられるし 味方も以前まで豊臣に仕えてた武将が多い。 家康様は、なかなか死ぬ訳にいかないという(笑) 大阪の陣は物凄く死者や怪我人が多いです。 真田丸での戦いでは、徳川勢の死者数が 1万7千人と記録された文書もあります。 この数字は尋常じゃない。死に過ぎです。 いくら鉄砲の時代になって死傷率が上がっても それだけでは説明できないような数字だと思います。 戦いを知らない人達が引き際を誤ったり 判断を間違えたりしたんじゃないかと感じます。 人間って死にたくないので、危ないと思ったら 集団心理で雪崩のように逃げるのが一般的です。 でも危険な場に危険を感じないで踏み込むと 簡単に死んでしまうってのも、よくある話で。 こんな戦いの初心者連中に将来を任せるんだから 家康は心配だったろうなーと思います。 「惜しいかな後世 真田を語りて毛利を語らず」 という言葉が残っているほど、毛利勝永の突撃も 凄まじいものだったそうですが、少しだけですけど その活躍が最終回で語られたのは嬉しかったです。 私が子供の頃は、毛利勝永が先走って突撃したせいで 幸村の作戦が成功しなかったという考察が多く、 頼りになるけど困ったヤツというイメージでしたが 戦いは相手あってのものですし、作戦通りには成りません。 兵士達の集団心理はコロコロ変わっていきますし 発生した状態の中でベストを尽くしたという意味では これ以上ないほど活躍した武将だと思います。 あと・・・後藤又兵衛と戦った時、伊達政宗は 「竜騎兵」という部隊を率いていたそうです。 これは短銃を抱えた騎馬部隊で、いわゆる鉄砲騎馬です。 馬は銃声を耳元で聞いても驚かないように訓練されていて、 この部隊が後藤又兵衛を葬ったとも、 見掛け倒しで機能しなかったとも諸説ありますが、 間違いないのは伊達政宗の指示で、 伊達軍が味方にも発砲している事です; 誤射なんてレベルじゃなくて、大勢で一斉発砲してます。 しかも味方の背後を狙ったらしくて大損害になったとか。 なぜ伊達が味方を攻撃したのかは未だに分かってません。 自分の中では盛り上がった真田丸も 遂に終わってしまいました。なんか燃え尽きたような・・・ 1年くらいはドラマ視聴に復帰できそうもありません。 いや、私には「高い城の男」が待っている。見ねばならん。
by frat358
| 2016-12-19 23:34
| 熊本ハーフ
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