スライディング・ヘディングシュート2 |
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新鳥栖駅のホーム。 あのー、駐車場から柵を飛び越えて 電車に乗る人とか居ないのでしょうか。 色々と不安になる駅ですな・・・ 熊本駅周辺の駐車場は全て満車。 どこへ行っても「満」・・・ 1キロくらい離れた場所に行ってみるものの 「満」 ぐるーっと回ってみるものの 「満」 これは帰宅も視野に入るかなと思いつつ、 昔よく止めた小さな駐車場へ行ってみる。 「空」 おおおおおおおおお!!!うおおおお!!! クルマの中で叫んでしまった; 入ってみると、あれ?満車じゃね?お? あ!・・・1台だけ空いてる(笑) 漫画みたいだ。ありがとございます。 新幹線で新鳥栖へ。新鳥栖から鳥栖駅へ・・・ すごい。この時代に電車が連絡し合ってない; 20分ちかく待たされる・・・ すでに試合開始直前・・・歩道橋を渡って・・・あれ? 無料でユニフォームが貰えるのを忘れてた。 左へ渡って、遠回りでイライラしてきた・・・ OB戦で暖かい試合なのに、やっぱダメだ。 白黒のユニフォームが視界に入ってくると アドレナリンが出てくる・・・ギラギラしてきた。 そこにスタジアムからアナウンスが聞こえた。 「キックオーフ♪」 うお!やべ!・・・ゲートAって何処だ。 スタッフに聞いたものの、真逆の方向へ案内される; 途中で気ずいて、あの野郎ぶっ殺してやろうかと 正面スタンドへ走って向かっていたら・・・ ラヴァネッリの姿が見えて怒りが消えていく。 髪の毛フサフサのスキラッチも見えた。 あれ?モンテーロが居ない気が・・・ 狭い座席でしたがスタジアムは1万5千人の満員。 このスタジアムは1階が存在しません。 チケットを買う時に2階席しか買えないので 1階は関係者専用かなー悔しいなーって思ったけど 単に1階が存在しないスタジアムだった。 ゆえに6列目で観戦。めっちゃ近い、素晴らしい・・・ 着席後、いきなりユベントスにチャンス。 スキラッチを走らせる意図の浮き球がポーン。 「いけいけいけ!走れトト!!」 座ってすぐに叫びだしたせいか周囲が若干、引いている・・ 関係ねえ。声だしていくぞ。いや、やっぱやめとく; スキラッチ、トレゼゲ、ラヴァネッリ・・・ 一見、豪華な布陣ですが、どうやらバランスが悪い。 サイドのスキラッチとラヴァネッリにボールを渡す狙いですが この2人の瞬発力が死んでいる。 しかもサイドへ渡したいのがバレバレなので コースも遮断されたりスペースも詰められたり。 誰かが難局を打開せねば・・・ そこで中央のトレゼゲが若干、下がってきて 自分が一旦、受け手になる事でサイドを走らせようとする。 しかしトレゼゲのスルーやダイレクトパスの判断が早くて ラヴァネッリがまったく付いてこれないorz スキラッチも本職はサイドのチャンスメイカーではないので ぎこちなくサイドでプレーしてるのが見え見え・・・ というか、加齢による肉離れを恐れているのか ユベントス選手はフルスイングでキックしない場面が多々。 難局も打開できず。キレキレの前園が突っ込んできて 失点してしまった・・・うーむ。 ボールを中央に置いて再びキックオフ・・・って。あれ? 1人の選手が水を貰いにいくと、 九州レジェンズもユベントスレジェンズも全員が ぞろぞろと水を貰いにいく;全員給水て・・・まだ前半22分だぞ。 こんなんで90分もつのだろうか・・・ 前半38分にも失点してユベントス意気消沈。 走ってる選手も、まばら・・・。 後半になるとユベントスの守備選手が目の前に。 右サイドバックが目の前に居た。トリチェッリだ。 後半になってもトレゼゲがボールを受けに入って ラヴァネッリとスキラッチがミスをする流れが続くのですが、 勇猛な獅子の如くアップダウンを繰り返すトリチェッリ。 おおお・・・カッコいい・・・すげえ走ってる。 笑えるくらい走ってる(笑)ピンチの時には戻ってるし。 右サイドへ飛んでくるボールにも全力疾走で絡んでいく。 前半よりはゴールが見えてきたかも・・・。 スキラッチとラヴァネッリもシュートに迫力が出てきた。 トレゼゲとの連携も前半より良くなった。 この日、最も活躍したのは前園だと思います。 非常にプレイが安定していたし、ドリブルも効果的で トゥドールを困らせていました。 おそらく事前に予定していたであろう70分過ぎくらいに 前園は交代で下がりました。近くまで来てくれたので アップで撮影する事ができた。多分最もよく撮れた人; 九州レジェンズの猛攻に、あれよあれよと失点し、 気ずけば4-0・・・切ない。中年の切なさよ。 引退して、いいもん食いすぎてランニングさぼってると こういう場で恥をかくのだ。まったく。 ユベントスも選手交代で動きます。誰が出てくる? 矢野 ・・・・・はい? 矢野?矢野って・・・矢野大輔? ザッケローニの通訳だった人?!? すごい、ちゃんとユベントスのユニフォームで YANOって書いてある(笑) よく分からんが、いってこい矢野;GO矢野! おおお、凄いぞ矢野!1人だけ3倍速みたいだ(笑) 不安定だった中盤が元気になった! すると走り続けるトリチェッリの頑張りが とうとう実を結んでコーナーキック。 4-0ともなると切ないものがあるので スタジアムもユベントスへの応援が多くなり。 ファーサイドへ飛んだボールを トレゼゲがするすると横に逃げながら ボールの落下点を捉えて~~ヘッド。 これでやっと1点。「よし、俺やっと仕事した・・・」 という表情のトレゼゲが試合の内容を物語っていた。 九州レジェンズが遠慮してくれたのか エリア内でフリーになりやすくなったトレゼゲは そのまま数分間でハットトリックを達成。 いくらなんでもフリーにしたら外さないよ・・・ トレゼゲだよ?とか思いつつ、見せ場が作れて安堵した; 試合後のゴール裏に、たった1人で近寄って 拍手と礼をしてくれたトリチェッリ。 この写真だけ見ると引退試合みたいだ; カッコいい中年の見本みたいな働きでした。 ありがとう。おかげで救われた。 トレゼゲも3点決めて、サッカー大使としての務めは キッチリ果たせたので良かったかなと。 親善試合で満員というのは世界的にも珍しいし、 観客も笑ったり叫んだりと楽しい時間を過ごせたので 定期的に、こんな試合が在ったらいいなと思いました。 それにしても優しい観客だった・・・ スポンサーがコールされても拍手するんですよ? 「提供は・・・DHC」(パチパチパチ) 「チケットぴあ」(パチパチパチ) こんな光景、初めて見たわ。そんな調子なので 監督にも勿論、拍手が飛びます。 ザッケローニは、かなり人気ありました。 ペッソットは監督として参加していました。 終始笑顔で、ゴールが決まると拍手したり インタビューにも上機嫌で応えていましたが、 本当は試合に出たいんじゃないかなと思えた。 飛び降り自殺を図ったペッソットの身体は ひょっとすると、もうスポーツは難しいのかもしれない。 彼が信仰するキリスト教は自殺を厳しく禁じていますし、 命が助かったのは奇跡ですが、その代わりに サッカーが出来ない罰を与えられたのかもしれない、とか 深読みしちゃうフラさんなのでした。 願わくば、上下に走るペッソットをもう一度見たいです。 フラさんが選ぶMVP 九州レジェンズ 前園 ユベントスレジェンズ トリチェッリ
by frat358
| 2015-05-05 02:26
| 蹴
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