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スライディング・ヘディングシュート2


3000坪の冒険と、時々音楽すごく映画。たまにサッカー
by frat358
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川上さんの追悼展が教育委員会の協力も得て
無事にオープンしました。今のところは
期間限定ではありますけど、
長く川上さんの功績を人吉で伝える事に尽力されている
母の同級生の方が中心になり、完成しました。
野球少年から旅行者まで、幅広い方々が訪れています。

今回にあたって、川上さんの人生を振り返る冊子が
追悼版として新調され、この追悼版の
写真提供に我が家は主に協力しました。
表紙に採用された写真も、うちの提供です。
他にも2~3ページに渡って資料提供した写真が
多く掲載されていたので驚きました。
義理堅い実行委員さんの性格を現すかの如く、
何度も爺ちゃんの名前が冊子に登場しています。
市役所の方々も、よくこれだけの写真が
残っていたもんだと感心する方が多く、
川上さんの恩師の家は、誰も人吉に
住んで居ないと「かつての」情報が
未だに根強く残っていたのですが、
今回の資料提供で、いえいえ現在は住んでますよと
最新情報に更新する事が出来たと思います。
爺ちゃんと叔母が、大切に写真を残していた事が
今回の資料提供を可能にしました。
私はそれらの写真を、家中を引っくり返して
探し出す事で協力しております(笑)

今回、資料提供で積極的に参加したのは
母方の祖母の家系を名乗る見ず知らずの方が
新聞などに登場していたのが大きいです。
どう調査してもうちの家系が直系なのに、
遺産を継いで梨園で成功した叔父が亡くなったあと、
そういう方々が登場するに至った。
梨園で成功した叔父は、
自分の血筋を語って威張り散らすような、
そういう人ではなかったのもあるけれど、
それにしたってメチャクチャにされたのを
ここで暮らして見てきた事もあり、
然るべき時に、然るべき行動をしておく事の
大切さを痛感したのが理由として大きいです。

今は川上さんの恩師といえば
私の祖父である事を地元の人は皆しってますが、
これから30年、40年、50年経過していった時に
川上さんが亡くなった直後に何もしないでいる事は、
悪意を呼ぶ機会になりえると思いました。
爺ちゃんと川上さんの間柄は美談も多く、
日活の製作で映画になった事もある。
何十年も経過した時に「私が恩師の家系だ」と
会った事もない人が名乗り出す可能性もある;
でも然るべき時に行動しておけば、
おかしな事は起こらないのではないか、と。
そんな思いも資料提供の理由の1つです。

今回の追悼展で、川上さんの語録を
たくさん読む機会を得ました。
そこに書かれていたのはインターネットで
事実として書かれている事と異なる面もあった。
純血日本人主義はオーナーの要望で、
川上さんは外人選手を加入させるべきと
当時は考えていた事。
外人選手を加入させなかった事で
結果として若手が伸びた事。
身体が小さい選手を嫌ったというエピソードが
ネットにはありますけど、川上さんが監督になった当時は
ジャイアンツに力のある打者が長嶋茂雄さんしかおらず、
アメリカのドジャース戦法を研究して機動力野球を目指し、
小さい選手が嫌いというよりも、むしろ小さくても
長所を発揮しやすいチーム構成にする事で
強打者を最大限に活かそうとしていた。

クチ下手で言い訳を嫌った川上さんは
誤解されやすい人だったとも聞きます。
しかし、こういった語録や写真、映像は
川上さんを慕う人達の目に触れて、
本当の人柄が正しく広がっていくのではないか。
追悼展という「場」を作って残していく大切さを
私個人が改めて知る機会にもなりました。
by frat358 | 2014-02-07 01:41 | 熊本ハーフ
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