スライディング・ヘディングシュート2


3000坪の冒険と、時々音楽すごく映画。たまにサッカー
by frat358
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INXSのドキュメントを見た。

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INXS(イネクセス)
オーストラリアのロックバンド。
ウィキではインエクセスとなっていますが、

テレビ朝日で放送されていたベストヒットUSAに

INXSが登場した時、小林克也さんが「なんて読むの?」と聞いて

マイケル・ハッチェンスが「イネクセース、イネクセース」と応えたので

その時の発音に一番近いと思われる「イネクセス」と、私は呼んでます。

INXSが最もヒットさせたアルバム、
「KICK」が発売されたのは1987年。
87年はボンジョヴィのLivin' On A Prayerが
ヒットした年らしいのですが、
そろそろガンズ&ローゼズも出てきますし
確実にアメリカはパワーのあるロックが
台頭してきた時期だった。それゆえに
INXSが透明感とキレのあるギター、
スカスカの音世界を響かせながら
筋肉質なアメリカでヒットを飛ばしているのは
かなり、不思議な感じがしました。
これもロックなのかと。特にこの曲↓



ビックリした。ボーカルもドラムもギターも
ベースもデカい音を出して、ハイテンションで
暴れまわるのが普通だと思ってたので、
分かりやすいけど分からない。
掴みどころが無いけど確かに進行していく。
INXSの曲は、そんな不思議な感じがしました。
need you tonightは88年の年間シングルチャートでも
2位になっています。ちなみに1位はジョージマイケルの
faithでした。でもこの「KICK」というアルバム、
発売前は会社の社長さんとかにボロクソにコキおろされて
「よくもまあ、こんな酷いアルバム作ったな」とか
「100万ドル渡すから作り直せ」とか
マネージャーが上層部からの苦情を1人で引き受けて
メンバーにそういう批判が届かないように守りながら
なんとか頑張って発売したアルバムだったりするのですが。
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でもINXSって日本ではあんまり人気が
無かったように思えます。私の周囲が興味を
持たなかっただけかもしれませんけど。
そのせいかINXSのメンバーの人間性が
当時は全く伝わってこなかった。
だんだん売れなくなっていった時期に
ボーカルのマイケル・ハッチェンスが
随分とメディアに追い回されているのは
何度か日本でも報じられたんですけど、
ドラッグの摂取量がヤバいとか、あんまり良い話は
伝わってこなかったです。カイリー・ミノーグと
別れてからはボブ・ゲルドフの前妻だった
ポーラ・イエイツと交際しているのですが、
ポーラという人が日本ではあまり知られてないせいか
カイリー・ミノーグと付き合ってた時期ほどは
日本に記事が届く事もなかったです。
でもマイケル・ハッチェンス自身は
メディアに追い回される事に相当、苦しんでたらしく。
マイケルはリムジンが用意されていても
トラックがあると聞けばトラックに乗っちゃうような、
セレブでありながらもライフスタイルを
極端に変える生き方をしませんでした。
気さくで、カッコいいのにカッコつけない姿が
男性からも好かれて、友人も沢山いた。
そんな彼にとっては、スターとして自分を扱い、
自分の生活を追いかけ回すメディアが
頭痛の種だったようです。
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書き忘れたので追記しますが、彼が少しおかしくなったのは
ある事件の後からだという証言もあったりします。
自転車で運転中に道路を塞いでる車が在ったので
「へーい、どいてくれよ。通れないぜ」って
威圧する訳でもなく普通に言ったらしいんですけど、
運転手が出てきて、いきなりマイケルを殴ったと。
顔面を殴られたマイケルは気絶し、
受け身も取れないままで道路に後頭部を強打。
これによって味覚を失ったそうです。

マイケルハッチェンスはU2のボノと仲良しで
(そういやヒット曲が出た時期も、ほぼ同じだったね)
カート・コバーンが自殺したときに
「俺達は自殺しない」と話し合ったりもしてます。
奥さんもマイケルは自殺じゃなくて事故だと信じてると。
彼の死因は首吊り自殺と聞いていたのですが、
激しい自慰行為による結果の事故、という
なんとも想像しがたい死因も聞きました。
全裸で首を吊っていたのは確かなようですが、
窒息状態で自慰をするという危険な行為が
マニアの間であるらしく、彼の手が
下半身に触れていたのが事故死の根拠なのですが、
偶然に手が触れたのかもしれないし。
亡くなる直前に誰かと電話で口論していたという
目撃談もあり、私が見たTV番組の中では
奥さんの前夫、ゲルドフと口論していたようだと
コメントがありました。実際にどうだったのかは
分かりません。なんであれ、彼はもう帰ってきません。

3年後に妻もヘロインの過剰摂取で死亡し、
妻の前夫にあたるボブ・ゲルドフは
マイケルと前妻との間に生まれた子も
自分の子供として育てていきました。
去年あたりから、INXSの自伝的映画が
製作されていると噂があります。
マイケルハッチェンスを演じられる俳優が居るかどうか。
ドキュメントスタイルになるのか、詳細は知りませんが
INXSが再評価される時期が来ているのかもしれません。


全然関係ないですが、私はギャンブルが嫌いで。
でも14~15歳の頃にちょっとだけ
パチンコとかで遊んでた時期があります。
(犯罪でごめんなさい)手堅く勝って
常に黒字で終わらせていたチマチマ遊びでしたが、
ある日、病的にパチンコがしたくなって
5000円も持って(当時の私には凄い大金だった)
行ってしまったんだパチンコに。そしたら
あれよあれよと玉が飲まれていって、
30分あるかないかで5000円が消えてしまった。
その時わたしはINXSの「KICK」を
カセットプレイヤーに入れて聞きながら
パチンコしてたんですね。最後の玉が消えた直後に・・・



この曲がイヤホンから流れてきたんですよ。
テーン♪テーン♪テッテーン♪
スタンハンセンの入場曲を思わせるイントロ。
そしてマイケルハッチェンスが叫ぶ。
イエーイ♪カモーンカモンカモーン♪
I look around unsatisfiedって歌ってるんですが、
satisfied(満足)って聞こえたんですよ。
その歌詞が、もう、心に突き刺さって(笑)
私に対する最高の皮肉だなと。そして・・・
この世の終わりみたいな顔で家路を歩いた。
その日以来、私はギャンブルをしてません。
INXSと私の思い出でした。
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by frat358 | 2013-02-24 23:48 |
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