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スライディング・ヘディングシュート2


3000坪の冒険と、時々音楽すごく映画。たまにサッカー
by frat358
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ふるさと

ふるさと_c0027929_18495560.jpg

戦争のストレスで悪夢を見たり、
通常の生活が出来なくなってしまう障害を
PTSDといいます。脳もストレスで損傷するし
非常に危険な病気です。
近代戦争の時代、いや正確には太平洋戦争時代から
PTSDという精神障害は確認されてました。
日本にもあったんです。でもそういう症状を
発病してしまう人は、憲兵達に腰抜け野郎と
烙印を押され、再教育施設のような場所に叩き込まれて
本人達も「私はどうしてこうなったんだろう」と
自問自答を繰り返して辛い日々を送ったそうです。

アフガニスタンやイラクでPTSDを発病し、
帰国後はマトモに歩けないほど悪化する米兵も出るなか、
今日も、そんなストレス障害を生んだ大地で
そこに生まれた子供達は笑顔で遊び、
そこに生まれた大人達も黙々と働いてます。
じゃあアメリカ兵や日本兵が腰抜けで、
そこに住んでる人は精神的に強いのでしょうか。
自分には、そう思えないんです。
そこで「生まれた」そこで「暮らした」という事が
人間の精神をどれだけ安定させているかは
あんまり議論されてない気がしますが、
とんでもなく重要な事なのかもしれません。

原発事故で故郷を奪われた人が沢山でました。
津波で家を奪われて新天地に向かった人も多い。
でも、1~2年で戻ってしまう人も少なくない。
今回起きている事は様々な利権が絡んでますけど、
人間1人の単位で問題を見つめると、
ふるさとの大切さが、自分には答えとして
突き刺さってくるのでした。


by frat358 | 2012-10-05 18:51 | イルマ侍
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