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スライディング・ヘディングシュート2


3000坪の冒険と、時々音楽すごく映画。たまにサッカー
by frat358
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ジャブラニ

ジャブラニ_c0027929_1948618.jpg

ワールドカップで使われるアディダス製作の
新ボール。「ジャブラニ」
ズールー語では祝杯という意味になるそうです。
皮8枚で作られており、
今まで使われきたボールに比べると
うすうすです。薄いのなんのって。
さすがに破けないでしょうけど、薄い皮のボールは
訳の分からん回転をしやすいです。
しかも今までで、最も球体に近い。
サッカーの王様ペレは、かつて
「ボールが丸いという事を考えなさい(ニコニコ)」
「それは平等という事なのです(ニコニコ)」
なんて事を知った風な顔でゲホッゲホッ;
語っておりましたが、球体に近ずいて
ボールの皮が薄くなったことで、
想像を絶する変化を引き起こす可能性が高いです。
そのボールを止めなきゃいけないキーパー陣からは
大変なブーイングが起こっています。

スペイン代表キーパー、カシージャス選手いわく。

「なんじゃこれ。ビーチボールか?」

そういえばビーチボールを強く蹴ると
訳の分からん軌道になりますね。上手い例えです。

イタリア代表キーパー、ブッフォンいわく。

「このボールは品がない」

品がないて;上品なボールってどんなんだと
少し気になるところですが~とにかく。
何処に飛んでくるか分からないジャブラニは
ゴールキーパーから評判がよくありません。

でも不満を言ってるのはキーパーだけじゃないようです。
イタリア代表、ピルロ選手いわく。

「このボールは30センチで済むパスミスが
 3メートルのパスミスになり得る。致命的だ。」

単純に考えても、強いロングキックを蹴るだけで
予想外な回転をするボールがゴールしてしまう可能性も
考えられます。それをスペクタクルと呼べるでしょうか。
私は「ボールが起こす事故」だと思うのですが。
ボールがグ-ンと伸びたりすることで、
予想してた着地点よりも遠くへ飛んでしまい、
それによってディフェンダーやフォワードが焦って交錯し、
大怪我を招く可能性もありますよね。
精度の高いロングキックから素早いカウンターと思いきや
ボールが伸びすぎて誰も居ない場所にボールが飛んだり。
それってファンタステックか?

ボールを製作したアディダスの広報の話も聞きましょう。

「慣れてないだけです。慣れれば大丈夫です」

なるほど。慣れないとヤバいボールを作ったんですね。
短期決戦のワールドカップで慣れやがれと。

私の結論としては・・・
ジャブラニ(祝杯)というよりは
ジャブロニ(負け犬)だと思います。

ジャブラニ_c0027929_19474373.jpg

              み、み、みんな苦しんでくれ。
              へ・・・へへ・・・ふへへ。
by frat358 | 2010-06-09 19:49 |
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